5. チョコレート アート「トリュフアソート」/カナダ

「私が最近注目しているのはアメリカ、カナダ、オーストラリア。昔は大味で甘すぎるチョコばかりだったエリアですが、近頃は素材を大切にする勉強家のショコラティエが増え、すごいお店がゴロゴロあるんです。 チョコレートアートのチョコレートは、例えて言えば水墨画。似たような色で描かれていても、よく見ると繊細に描き分けられていて、表現のバリエーションの豊かさにほれぼれします。今回、アソートとして販売することにしたのは、見事なチョコレートばかりで選びきれなかったから」
「4種類のガナッシュ(はちみつ&シナモン、アールグレイ、カカオニブとソルト入りキャラメル、コーヒー&カルダモン)をダークチョコでカバーした「トリュフアソート」。個性的かつデリケートなカナダチョコのクオリティを実感してください」

6. スイスヴィラーズ/スイス

「スイスはミルクチョコレート発祥の地なんです。だから、スイスのショコラティエは伝統的にミルクチョコレートが得意。そして、その風味はとても日本人好みです。なにせ、日本人が最初にチョコレートづくりのお手本としたのはスイスですから。 そんなスイスチョコレート唯一の欠点は、パッケージがイケてないこと……。と思っていたら、この「スイスヴィラーズ」は違いました」
「クラシカルなパッケージは雰囲気がありますし、ヨーロッパでは珍しい個装という点にメーカーの気遣いが感じられます。また、ミルク桶をモチーフにしたデザインもかわいいでしょう? 加えて、スイスミルクを100%使用したマイルド&ミルキーなチョコは、ママのようにやさしいおいしさ。見た目だけでなく味でもしっかり楽しませてくれるひと品です」

美しいチョコはツヤが違う?

パッケージでもチョコレートそのものでもひと目を引く品ばかりだったチョコレートバイヤーみりさんのおすすめチョコ。みりさん自身はそれぞれの土地柄が出ているチョコレートが好きだそうで、たとえばウィーンへ行くとゴールドを使ったものに惹かれてしまうんだとか。
「見た目といえば……」とみりさんが最後に教えてくれたのは、見た目でチョコレートの品質を知る方法。 「チョコレートのツヤを見てください。光沢があるということは、きちんと温度管理できていて、技術が高いということなんです。べっぴんなチョコレートは基本的にいいものですよ」
言われてみると、今回ご紹介いただいたチョコレートの多くも美しいツヤのあるものでした。ちょっとしたディテールも見逃せない、奥深いチョコレートの世界。みりさんがすすめてくれたチョコレートを食べたら、その一端くらいは理解できるかもしれませんね。 ※これらのチョコは、いずれもフェリシモの「幸福のチョコレート」で購入可能(時期によって売り切れの可能性があります)。
インタビュー・文/植松富志男(macaroni編集部)
Photos:14枚
ラベルミエット「ボンボン」
チョコレートバイヤー みりさんのプロフィール画像
ヒルストリート「ラズベリーハート」の包装
ヒルストリート「ラズベリーハート」
レシオ「塩キャラメルタブレット」の包装
レシオ「塩キャラメルタブレット」
ラベルミエット「ボンボン」の包装
ラベルミエット「ボンボン」
ネネット「ラディジャ」の包装
ネネット「ラディジャ」
チョコレート アート「トリュフアソート」の包装
チョコレート アート「トリュフアソート」
スイスヴィラーズの包装。
スイスヴィラーズはひとつひとつ個装されている
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