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SNSで見つけた気になる女性
つい先日、SNSを眺めていたら気になる女性を見つけました。
「あたし、ヨー子」
その人はヨー子というらしい。
どうやら彼女は山形県鳥海山麓の山小屋でBAR「ヨー子」を営んでいる模様。看板メニューは、彼女自身が“あたしの分身”というヨーグルト酒「ヨー子」。BARは新鮮なヨーグルトができた週末だけ開店するそうですがその週末もほとんどがクローズ。彼女の素性は誰も知らないのだとか。
どうにかして彼女のことをもっと知りたいと思い、BARで出しているというヨーグルト酒「ヨー子」を取り寄せてみました。
地ヨーグルトと純米大吟醸酒が生み出すハーモニー
ヨー子の正体は、山形県酒田市にある「楯の川酒造」が手がける、ヨーグルト酒「子宝」の特別版。子宝は新鮮で濃厚なヨーグルトで作られるお酒。日本初の地ヨーグルトを使用したヨーグルト酒と言われています。
ヨー子は濃厚なヨーグルトに、全米日本酒歓評会で準グランプリを獲得した楯野川の純米大吟醸酒をかけあわせたもので、同じヨーグルト酒でも子宝とは異なる味わいを楽しめるそうです。
早速注いでみると、少しとろりとしたテクスチャ。絹のようなヨー子は、注がれる姿も美しく映えます。
飲んでみると、まず驚くのがヨー子の絹の手触りを思わせる口当たり。そして口いっぱいに広がるすっきりとした甘さ。純米大吟醸酒を使っているからなのかアルコールは風味にかどがなく、とても滑らかな飲み心地です。濃厚なヨーグルトの酸味がすっきりとした甘さを引き立たせていて、飲むヨーグルトを飲んでいるかのような味わいです。
カレーや豆腐と相性ばっちり!
「インドではカレーと一緒にラッシーを飲むけど、カレーの日は『ヨー子』をお供にしてくれないかしら」
SNSでつぶやく彼女の言うとおり、カレーと一緒にヨー子を飲んでみました。
まずはカレーを口に入れ、一通り味わったあとでヨー子をひと口。すると、カレーのスパイスをヨーグルトのマイルドさが中和してくれます。ラッシーのような味わいで、確かにカレーのお供にぴったりです。スパイスの刺激をやわらげたように辛さを中和してくれるなら、韓国料理にあわせるマッコリの代わりにもいいかもしれませんね。
「白いものと白いもの、相性抜群よ」
ヨー子がそう言うならばと、豆腐のじゃこサラダにあわせてみました。豆腐の素朴な旨味と苦味は、意外にもヨー子とマッチ。さらに大豆のタンパク質がカルシウムの吸収を助けてくれるという、嬉しいおまけの効果付きです。
最後に別皿に入れて少し凍らせ、シャーベット状にしてみました。ヨーグルトと日本酒が分離してしまうので、混ぜ合わせてからいただきます。ヨーグルトのシャリっとした食感と酸味の効いた甘さ、後からふわっと香るアルコールがちょっぴり大人な味わいです。
ひと口飲めば、すっかりヨー子の虜に
ひと口、もうひと口、おかわり!それでもまだ飲みたい!すっかりヨー子の虜になってしまいました。滅多にオープンしないBARヨー子ですが、各地で開催されるイベントに、稀に出張オープンすることもあるんだそう。
絹の手触りを思わせるような飲み心地で気付かぬうちに酔わせるヨー子。少し彼女のことをわかった気にもなれましたが、依然として素性は謎のまま。ぜひ一度、“分身”ではない本物のヨー子に会ってみたいものです。
商品概要
ヨー子
希望小売価格:720ml 1,620円(税込)
販売場所:公式サイト内「子宝を買える店」を参照
アルコール度数:6度
公式SNS:
Twitter https://twitter.com/bar_yoko_
Instagram https://www.instagram.com/bar_yoko/
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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