ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル/薬膳コーディネーター

大阪名物「イカ焼き」とは?

Photo by suncatch

大阪で「イカ焼き」と呼ばれる食べ物は、ズバリ「粉もん」。ただし、イカが具材のお好み焼きでも、イカが入ったたこ焼きでもありません。小麦粉をだし汁で溶いたシンプルな生地に、刻んだスルメイカを混ぜ込んで焼いた「おやつ」なんです。 「イカ焼き」は、上下が高熱の鉄板「イカ焼き器」で焼くのが特徴。1枚ずつ生地を鉄板で挟み、プレスして作ります。

イカの姿焼きとは違う!

ほかの地域で「イカ焼き」と呼ぶのは、イカを丸ごと焼いた「イカの姿焼き」かと思います。もちろん大阪の居酒屋さんやお祭りの夜店でも「イカの姿焼き」は人気のメニュー。なので関西では「イカ焼き」と「イカの姿焼き」の呼び名で区別することが多いんです。

フライパンで簡単に!大阪風「イカ焼き」の作り方

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大阪でも「イカ焼き器」を持っている家庭はまれです。今回はフライパンを使って、人気のお店の味わいを再現してみましょう。お好み焼きやたこ焼きにとは違う、独特のもっちり食はクセになるおいしさですよ♪

材料(20cmのフライパン 4枚分)

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・スルメイカ(下処理済み)……150g ・薄力粉……140g ・片栗粉……大さじ1杯 ・和風だしの素(顆粒)……小さじ2杯 。水……200cc ・サラダ油……適量 ・お好み焼きソース……適量

作り方

1. イカを切る

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イカは胴の部分を1cm角に、ゲソもぶつ切りにします。

2. 生地を作る

ボウルに薄力粉・片栗粉・だしの素を入れてホイッパーで混ぜ、水を加えます。
なめらかになるまでしっかりと混ぜ、イカを加えて混ぜます。

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そのまま15分ほど置いてなじませれば、生地の完成です。(気温が高い時期は冷蔵庫に入れてください。)
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