5.【カトラリー】アクメファニチャー「スカウト シリーズ」

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「僕のインスグラムには何度も登場しています。“映え”な感じが素敵で、2年前に渋谷のカフェで見かけてかっこいいと思っていたら、隣接していた雑貨屋さんにあったので購入しました。がっつり肉系の料理に合うと思います」

6.【箸置き】深川製磁

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「昔から家にあるんですが、元々はハレの日やお正月に使っていたもので、最近はお客さまのおもてなしにも使っています。異人さんが描かれているんですけど、かわいいですよね。箸置きではありますが、スプーンなどをのせてもいいと思っています」

7.【グラス】シェフ&ソムリエ「プライマリーマルチグラス」

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「今年手に入れたマルチグラスは、高さがなくて使いやすい。ドリンクを飲むのはもちろん、食器としても使っていて、これでゼリーを食べることもあります。僕はこれでビールを飲むのが大好き。自家製のローズマリーをコップのフチにはさみ、ビールを注ぐと、良い香りが広がってワンランク上の味わいになるんですよ」

料理が主役、お皿は脇役。

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Keiさん愛用の食器、それぞれの魅力と使い方をうかがいましたが、肝心の“理由”がまだわかりません。ならば!とストレートに訊ねてみると、「……そうか、食器だけを見ても伝わりませんよね」とKeiさん。 「料理とお皿の関係は主役と脇役。料理が映えるよう、目立つようにするための手段がお皿だと思うんです。その点を突き詰めると、食器、特にお皿については特徴が少ない方がいい。よりシンプルで、よりフラット。そういう品だからこそできる、見栄えの良い盛り付けというのがあるんです」 そういえば、フレンチやイタリアンのメイン料理はシンプルでフラットなお皿で出てくることが多いという気も。平たい器をそろえるというのはフレンチ出身のKeiさんらしいこだわりともいえそうです。 ところで、フラットなお皿に見栄えよく盛り付けるコツはあるのでしょうか。 Keiさんの愛用品に似た品を生かすにはどうすればいいか、最後にアドバイスをいただきました。 「余白をつくるという点を意識してほしいと思います。極端にいえば、真ん中にちょこんと料理を載せるくらいでもいい。むしろそのほうが主役である料理に目が集中します。スペースが空きすぎてしまうという場合は、ソースやピュレをひいたり、スパイスを見た目のアクセントにするという手もありますね」
取材・構成/小林萌(macaroni編集部)、写真・文/牛子

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