連載

【わたしの食器棚 vol.49】自分だけのエッセンス。黄川田としえさん愛用の食器たち

料理と向き合い生活している食のプロに、日々の食卓に欠かせないお気に入りの食器を訊く連載企画。今回ご紹介するのは、tottoの愛称でおなじみの人気料理研究家・黄川田としえさんの愛用品です。

Today's Foodie

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黄川田としえ(totto)/料理家・フードスタイリスト

tottorante主宰。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、料理講師、カフェメニュー監修など多岐にわたり活動中。フードスペースやその空間を演出するイベント等のフードケータリング、子どもたちの心と体の成長をサポートする家族向けワークショップを各地で開催中。著書『毎日のごはんと心地よい暮らし(宝島社)』など。

“自分らしさ”をひとつまみ。

“自分らしさ”をひとつまみ。

Photo by macaroni

人気料理家のtottoさんこと黄川田としえさん。雑誌のレシピ開発や食育ワークショップの開催、料理教室を主催する一方、カラフルな色使いを得意とするフードスタイリストとしても活躍中です。

本人曰く、見るものを虜にする食卓づくりに必要なのは「自分らしさを取り入れること」。柔和な見た目からは想像できない意外な答えの真意について、こう語ってくれました。

「ナチュラルな人って思われることが多いんですけど、そうでもないよって見せたいと思う自分がいるんです(笑)。要はナチュラルなだけじゃないってこと。ド派手なピンクとかもそうですけど、少し自分らしさも入れたいなっていう部分を大切にしています」

黄川田さん宅にあるのは、そんな自分らしさに溢れたアイテムばかりなのだそう。実際に食器棚を覗いてみると、洋食器、和食器、ガラス、陶器……と、実にさまざまなものが並んでいました。

一見するとばらばらに見えるアイテムたちには、一体どのような共通項があるというのでしょうか。黄川田さんの語りを聞きながら、その謎をひも解いていくことにしましょう。

1.【茶碗】伊勢丹で買った、三浦繁久さんの美濃焼

1.【茶碗】伊勢丹で買った、三浦繁久さんの美濃焼

Photo by macaroni

「こちらは夫が使っているお茶碗なんですが、男性が使うお茶碗にしてはちょっと小ぶりなサイズだと思いませんか?実は夫が意外と少食で、ごはんも小盛りなんです。本当に“乙女か!”と突っ込みを入れたくなるぐらい(笑)。

夫はアイテムへのこだわりが強い方なので、伊勢丹で購入したこちらをお披露目するときも、気にいってくれるかどうか心配していたんです。ですが、いざ渡してみると「いやあ、なにこれ!」と、なぜか乙女みたいに喜んでいましたね(笑)。

なんとも言えないスルッとした質感やストライプ模様もいい。男性が持っていても違和感のない落ち着いた風合いもお気に入りのポイントです」

2.【お椀】吉祥寺「Puku Puku」で買ったヴィンテージの漆器

2.【お椀】吉祥寺「Puku Puku」で買ったヴィンテージの漆器

Photo by macaroni

「以前、お正月のお雑煮を入れる漆器を探していた際、吉祥寺の器店『Puku Puku』で見つけたものです。なかなか“これぞ”と思う品に出会えず、いろんなお店を巡っていたときに出会えたアイテムなので、見つけたときの感慨はひとしおでした。

雛祭りなどで行事食を盛り付けるときや、テーブルにさし色がほしいときのワンポイントとして登場する機会が多いですね。サイズも色味もベストで、大のお気に入りです」

3.【ボウル】沖澤康平「ガラスボウルハット」

3.【ボウル】沖澤康平「ガラスボウルハット」

Photo by macaroni

「沖澤康平さんは有名なガラス作家さん。商品名通りの特徴的なフォルムにひと目惚れしたアイテムです。これも手に入れるのにすごく苦労した品で、当時、どの器店を探しても在庫切ればかりでした。国内で唯一取り扱いがあったのが宮崎のある器店で、それを見つけた瞬間は「あってよかった…」と安堵したのを覚えています(笑)。

フルーツポンチ、サラダ、ナムル、デザート、何を入れても料理が映えるんです。週のうち数度しか使わない、大切に使っている愛用品」

4.【ポット】アスティエ・ド・ヴィラット

4.【ポット】アスティエ・ド・ヴィラット

Photo by macaroni

「結婚記念日で夫からもらった『アスティエ(ASTIER )』のポットは、数ある愛用の中でも特にお気に入り。これが食卓にある風景って、すごく贅沢で素敵なんですよね。割っちゃったりしたらどうしようと思いながらも、普段の生活で愛用しています。毎朝いただくハーブティーや紅茶を淹れる際には、これが欠かせません。使うだけでテンションが上がるので、不思議と『今日もがんばろう』って気持ちになれちゃいます」

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macaroni編集部

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