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有機の素材を使ったやさしい味わいのバゲット<グリーンブレッド>
オーガニック素材で作られたパンがずらりと並ぶ<グリーンブレッド>。自然素材で作ったパンに加え、そのパンを使用したサンドイッチをメインに販売しています。バゲットももちろん、有機の材料にこだわって作られたナチュラル志向。長時間発酵によって小麦が持つ本来の美味しさ、うまみが引き出されています。
「皮はアーモンドのような甘い香りがしますね。生地の目も詰まっていてもっちり感があります。適度にふすまも入っているので味わいにコクがあるのも特徴。だんだん口の中で溶けてくると、鼻から酵母の香りが抜けてきたり、舌に酸味を感じたりして、変化が楽しめます。オーガニックだけに、ナチュラルな素材そのものの味わいを感じさせてくれるバゲットですね」
※取扱い:伊勢丹新宿店
バゲットはどんな料理にも合う!
バゲットを焼かずにそのまま美味しく食べられるのは買ってすぐのタイミングだけ。
「日本では、翌日の朝食用に買い求める人が多いですが、次の日になると生地が硬くなってしまいますし、湿気を吸って皮もしんなりしてきてしまいます。ですからぜひ買った当日、夕食にでも食べてみてください。バゲットは材料もシンプルなので、合わせられる料理の幅が広い。特別な付け合わせを用意する必要はまったくなく、肉じゃがなど和食にもマッチしますよ!」
バゲットを翌日以降も美味しく楽しむコツ
食べきれない場合は写真のように縦に切って、密閉保存袋に入れるのがおすすめ。このようにカットするとハムやチーズなど具材をのせやすく、バターやジャムも塗りやすい。やわらかい生地の面からかぶりつけるので、食べやすくもなります。どんどん劣化はしていきますが、冷凍保存なら1ヵ月程度もちます。
「翌日以降に食べる場合はトースターなどで温め直しを。焼く際に霧吹きで麦茶を吹きかけると、香ばしさがよみがえります。また、フライパンにオリーブオイルをひいてバゲットを焼いた『バゲットステーキ』という食べ方もおすすめ。ここに、ニンニクを加えればガーリックトーストに早変わりです」
プロフィール 池田浩明
パンを食べる研究を専門に行う「パンラボ」主宰、ブレッドギーク(パンオタク)。日々パンを食べ、パンを考え、パンと遊んでいる。著書に『パンソロジー』(平凡社)などがある。
文: 西島恵
写真: 菅井淳子
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