「習熟する」は至上の喜び。

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5年後、10年後も使えそうなものを買う”との言葉どおり、一生ものとも思えるような調理器具ばかりだった金子さんの愛用品。中には短期で買い替えが必要そうなものもありましたが、「野田琺瑯のレクタングルは上のシール蓋がだんだん傷んでしまうんですが、型番さえ控えておけばちゃんと買い替えできます。貝印のミニスパチュラはたしかに5年、10年は使えないでしょうが……、これだけは本当に欠かせないものなので、勘弁してください(笑)」と金子さん。 シンプルで丈夫な道具と長い時間を共にする中で手慣れていく。最新調理家電も魅力的ですが、使ううちに習熟したという実感には、便利であること以上の価値があるように思えます。野田琺瑯のレクタングルを見つめながら、「いつまでも使いたいからなくさないでほしいんですよね……」とつぶやく金子さんを見て、自分もそんなふうに思えるくらい愛着をもって使える道具と出会いたい、と思いました。
取材/小林萌(macaroni編集部)文・構成・写真/植松富志男(macaroni編集部)

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