5.【ケトル】釜定「鉄瓶」

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「わたしは毎朝白湯を飲んでいるんですが、それを沸かすのはいつもこの鉄瓶。お揚げの油抜きに使ったり、冬ならストーブにそのままかけておいたり、一日に何度もお世話になっている品です。 なんとなくですが、鉄瓶で沸かしたお湯は冷めにくいという気がしています。たとえば湯たんぽに入れるお湯。ふつうのやかんで沸かした場合より熱のもちがいいんですよ」

ITEM

釜定「鉄瓶」

¥50,600

サイズ:約 胴体直径Φ17×幅(注ぎ口まで)20×高さ(取手まで)22.5×高さ(蓋のつまみ上部まで)13cm

※2018年5月29日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

6.【その他】コホロ「おひつ」

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「我が家では白米も玄米も両方食べるんですが、玄米を炊いたときはこのおひつに入れるようにしています。白米は基本的に土鍋で炊くので、そちらに入れっぱなしにしているというだけなんですが。 おひつに入れておくと、炊きたてのふっくらとした食感が長持ちして、一日くらいならおいしく食べられます。よく食べる我が家では、ごはんが二日も残らないので、夏場以外はおひつで常温保存がほとんどです」

7.【その他】工房アイザワ「卵焼き器」

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「息子が卵料理好きなので、特に最近はよく使っています。このサイズの卵焼き器に慣れていなかったので、最初は上手に扱えなかったのですが、毎日使ううちに箸でもかえせるようになりました。 サイズが小さいので、お弁当用に少しだけ卵焼きをつくりたいときはこの卵焼き器が便利ですね」

ITEM

工房アイザワ「卵焼き器」

¥5,428〜

サイズ:9.3×20.8×5cm

※2018年5月29日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

シンプルで親しみやすい働き者。

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「実家の側に畑があって、おばあちゃんによく『ネギを取って来て』と言われました。わたしはそれが面倒で、文句を言ったことがあったんですけど、そうしたら、『ネギを入れたらおいしくなるのがわかっているのに、なぜ採りにいかないの?おいしい方がいいでしょ』と言われたんです」 それがずっと心に残っているとスズキさん。「わたしの愛用品は扱いに手間のかかるものばかりですが、昔から変わらず使われている。それってやっぱり道具として優れているからなんですよね」と、自分のお気に入りへの信頼を口にします。 長年の調理で風合いを増した愛用品たちは、シンプルなつくりだからこそという確かな機能性を備えています。そういう道具ならではの良さは、経験豊富な料理家であるスズキさんから見ても極めて魅力的なのでしょう。 多少手入れが面倒でも、その道具でしか得られない使い勝手の良さがある。シンプルで親しみやすい働き者たちは、今日もスズキさんの台所で八面六臂の大活躍を続けています。
取材/小林萌、文・構成・写真/植松富志男(macaroni編集部)

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