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Today's Foodie
慶応義塾大学卒業。日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にフードコーディネーターとして独立する。現在は書籍、雑誌、企業のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活動。著書に、「スープ ポタージュ チャウダーの本」(エイ出版社)、「スープジャーでほめられべんとう」(エイ出版社)など。
見た目も機能もシンプルに。
料理を仕事としている食のプロは、いったいどんな調理道具を使っているのでしょう。毎回一人の料理家を取り上げ、愛用品の魅力や使い方を聞かせてもらうこの企画。今回は、素材の魅力を生かしつつ、日常をちょっと華やかにするレシピが人気の星野奈々子さんのご自宅へお邪魔しました。
さっそくご案内いただいたのは、白と木目が目立つダイニング。漆喰の風合いがやさしい室内の各所に、色の少ない調理器具がインテリアのように飾られています。カウンター越しに見えるキッチンは、明るくてスッキリとした印象。星野さんにとって仕事場でもある場所だけに、ものは少なくないのですが、雑然とした雰囲気はなく、全体から統一感のようなものを感じます。
「色が少ないからかもしれませんね。キッチンに置くものは黒、白、グレー、シルバーと決めているんです。色が多いとごちゃごちゃしちゃうじゃないですか。一日で一番長くいる場所なので、落ち着く空間にしたかったんです」
そう言われて見回すと、星野さんの調理器具には派手な色のものがほとんどありません。デザイン的にもシンプルで、悪目立ちせず、空間になじんでいます。道具の見た目にはかなりのこだわりがあるようですが、機能についてはどうなのでしょう。
「もちろん意識しています。どちらかというと多機能なものよりひとつ尖った性能をもったものが好きですね」
星野さんが好む道具の特徴が見えてきたところで、そろそろご本人の言葉で、1点1点の魅力を語っていただくことにしましょう。
1.【包丁】グレステン長野「三徳包丁型」
「ル・コルドン・ブルーに通っていたとき、師に当たるシェフが使っていた包丁がグレステンで、すすめられて購入しました。柄を含めオールステンレスなので、洗いやすくて衛生的、その上丈夫です。加えて、切れ味が良くて手にもなじむので、まったく同じ包丁を2本所有しています」
2.【フライパン】ラゴスティーナ「アルモニア」
「ラゴスティーナのステンレスフライパンはお仕事で使用して、餃子やクレープがうまく焼けるのに感動しました。慣れるまでに少し時間はかかりますが、うまく使えるようになると気持ちよいくらいきれいに焼けます。餃子には必ずラゴスティーナを使用しています」
3.【フライパン】ロッジ「スキレット6 1/2 inch」
「スキレットは6.5インチを愛用しています。鋳鉄製で厚みのあるスキレットは、お肉や野菜をシンプルに焼いて食べたいときに欠かせないアイテム。小さめのフィレステーキ、新玉ねぎなどは、これで焼くと、段違いに香ばしく仕上がります」
ITEM
ロッジ「スキレット6 1/2 inch」
¥1,873〜
サイズ : 直径 約16.5×深さ3cm
※2018年5月24日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
4.【鍋】バーミキュラ「オーブンポットラウンド 22cm」
「バーミキュラのオーブンポットラウンド22cm マットブラックを愛用しています。お仕事がきっかけで使い始めましたが、これまでに使ったどの鍋よりも密閉度が高く、特に無水調理に向いています。鍋底が平らではなくリブ状になっているため、食材が焦げつきにくいところもお気に入り」
ITEM
バーミキュラ「オーブンポットラウンド 22cm」
¥29,700〜
サイズ:直径22cm×高さ(フタ含)14cm 幅(取手含)30cm 深さ10cm
※2018年5月24日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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