3. 植え継ぎのための種を取り分けておく

プルプルとトロトロの中間くらいの状態で、カスピ海ヨーグルトの完成です。完成したものは、冷蔵庫で保管します。カスピ海ヨーグルトが完成したら、食べる前にまず植え継ぎ分をとっておくことが大切です。中心部から、大さじ一杯程度を植え継ぎのために残しておきます。

カスピ海ヨーグルトの植え継ぎ方法

カスピ海ヨーグルトの植え継ぎ方法

カスピ海ヨーグルトがの植え継ぎ方法についてご説明します。必ず熱湯消毒をした容器とスプーンで作業してくださいね。手順は、できあがったばかりの新鮮なカスピ海ヨーグルトから大さじ一杯、清潔な容器に移し替えます。室温に戻した牛乳500mlを加えてよく混ぜ、初回と同様に室温に置いておくだけです。植え継ぎ時は6時間程度で完成します。

カスピ海ヨーグルトを植え継ぐときのポイント

真ん中あたりのヨーグルトを取り分ける

種となるヨーグルトを取り分けるときは、中心部からとるようにします。表明の部分は空気に触れているので、どうしても雑菌がついてしまうためです。とる量は、種菌によって若干差が出ますので、説明書きがあればそれに従ってくださいね、大さじ一杯~三杯がほとんどです。

表面が黄色くても大丈夫?

カスピ海ヨーグルトに含まれる菌のなかに「アセトバクター菌」というものがあります。牛乳の表面に集まる性質があり、このアセトバクター菌が集まると黄色っぽくなるんです。黄色っぽいのは表面だけで、中が白ければ問題ありません。全体的に黄色っぽかったり、悪臭がする場合はやめましょう。

水と分離していたらどうする?

ヨーグルトを空けたときに上澄みが浮いていることがありますが、カスピ海ヨーグルトでも同様の現象がおこります。これは「ホエー(乳清)」と呼ばれるもので、食べてもまったく問題ありません。ホエーにも、ビタミンやミネラルなどの栄養がたくさん含まれているので、捨てずに一緒に食べてくださいね。
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