乾かし方

まな板を洗ったら、自然乾燥で乾かします。まず、清潔な付近でまな板の水気をふき取り、立てかけて乾燥します。乾かすときのポイントは、木の目が地面に対して垂直になるように縦に置くこと。そうすると乾きやすくなりますよ♪ 直射日光はまな板を傷めて、割れたり反りの原因になりますので、日陰で風通しのよいところが最適です。食洗機に対応していないまな板は、乾燥器に入れないで必ず自然乾燥してくださいね。

黒ずみやカビができたら

粗塩や重曹を使う

木のまな板が黒ずんでしまったときのお手入れ方法をご紹介します。まずは、重曹を使った方法です。黒ずんだ部分に重曹を振りかけて、少しの水をかけたら布巾でこすります。粗塩にも研磨作用があるので、同様の方法で効果があるんですよ! 重曹はアルカリ性で、木のまな板を傷めてしまうので長時間の漬け置きは厳禁です。手早く作業してくださいね。それでも落ちない場合は、研磨剤の入ったクレンザーでこすってみてください。液体よりも粉末のほうがオススメです。

削る

水を使わない方法としてオススメなのが「削る」こと。木のまな板ならではの対処法です。削るときには、かんなや紙やすりを使用してください。紙やすりはホームセンターで購入できて手軽に試せます。 紙やすりは目の粗いものと細かいもの両方用意してくださいね。最初に目の粗い方で削り、仕上げに細かい方で削れば滑らかな仕上がりになります。メンテナンスをしてくれるメーカーもあるので、専門のところに頼るものひとつの方法です。

注意点

キッチン用品のメンテナンスとしてよく使うのが漂白剤ですが、木のまな板にはあまり向いていません。内部に漂白剤が浸透して、変色する可能性があります。自然素材には、薬品に対しての耐性がありませんので、それぞれにあったお手入れ方法をしてくださいね。

いつもの生活にあたたかみをプラス

木のまな板はお手入れをきちんとしていれば、とても長く使えます。使っていくたびに味わいが出て愛着が湧くので、尚更大切にしたくなりますよね。日本食の丁寧さに近いものが感じられます。 キッチン用品は、一度買うとなかなか買い替えるタイミングがなく、壊れるまで使うという方が多いのではないでしょうか。いいものを大切に長く使う、そんな習慣を取り入れるのに木のまな板はぴったりですよ♪この機会に、ぜひ使ってみてくださいね。
▼木のあたたかみを感じられる丁寧な暮らしをしよう
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