ライター : macaroni_repro

本物の「パエリア」を東京で!

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
米が主食の日本人だからこそ、親しみを持って味わえるスペインの代表料理「パエリア」。実は地方によってもスタイルが違ったり、米だけでなくパスタを使ったパエリアもあるそう。 大きな専用鍋でダイナミックに炊き上げ、仲間とワイワイいただくのが楽しいパエリア。その大鍋スタイルの秘密も探りつつ、奥深くて味わい深いパエリアの世界を、都内よりすぐりの専門店で堪能しよう!

1. スペイン・バレンシアに続く2店舗目は、新宿! 世界一の味を堪能したい!

パエリアはなぜ大鍋で提供されるのか? それは、スペインでは米ではなくパンが主食のため、パエリアはあくまでも「おかず」。だから、大きな鍋でみんなで取り分けるスタイルが主流なのだそう。そんな理由を教えてくれた『MIGUEL y JUANI(ミゲル フアニ)』は、パエリア職人世界一に輝いたパコ・ロドリゲス氏がプロデュースする、日本初上陸のお店。
鶏の手羽、ウサギの背肉、エスカルゴ、モロッコインゲン、白インゲン豆などを入れるのがバレンシアの伝統。もんじゃ焼きのようにおこげもすくって食べるのが本場スタイルだ。

2. “薪火で炊き上げる”のは日本でも稀! 本場バレンシアスタイルのパエリアを味わってみたい!

虎ノ門『エルトラゴン』もバレンシアのパエリア専門店。こちらは、日本では珍しい「薪火で炊く手法」がウリだ。 具材の米やパスタ、ウサギ肉などは、スペイン産の食材を使用。薪で炊くことでスモーキーな香りが食材に移るのが特徴で、現地ではガスがない時代からオレンジの木の薪でパエリアを調理していたという。
職人技が光る、ふっくら・しっとりの米はアルデンテに仕上がり、本場に忠実な、パエリア発祥の地ならではの味わいに。

3. 専門店の名に偽りなし! パエリアのバリエーションに思わず目移りのアロセリア

代官山の店舗に続き、待望のアロセリア(米料理専門店)2号店として誕生した、銀座『アロセリア ラ パンサ 』。小林 悟シェフの修業先であるラ・マンチャやバスクの味が楽しめるスペイン料理店だ。
汁気が少ないバスクの「アサリの白いパエリア」や、汁気のある「魚介のメロッソ」、それにパスタを使ったパエリア「フィデウア」など多種多様なラインナップは、さすが専門店! 日本に住むスペイン人も舌を巻くおいしさで大評判。

4. 隠れ家スパニッシュバルで楽しむバスク料理と、つまみ感覚のパエリアとは?

吉祥寺の古い雑居ビルの中に入ると、まるでニューヨーク・ブルックリンを彷彿させるインダストリアルな雰囲気が広がる『PEP』。中央のシェフズテーブルでは、バスク地方で修業した泉山光太郎さんが、スペイン伝統料理からオリジナルのモダンタパスまで、個性あふれる料理を繰り出す。
ここでの一押しパエリアは、米ではなく極細のパスタを使ったイカスミたっぷりのフィデウア。スープのうまみが染み込み、外はパリパリで中はしっとりとした食感がたまらない。
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