一汁三菜の置き方

一汁三菜の基本の配膳の位置は、主食を手前左、お味噌汁などの汁物は手前右にします。右奥に主菜となるおかず、左奥に煮物などの副菜、奥中央にあえ物などの副々菜を配膳します。もし、漬物(香のもの)がある場合、漬物は一汁三菜に含まれません。もし漬物を添えたい場合には、ご飯と汁物の間におきましょう。 ちなみに和食は、ご飯が左でお味噌汁が右に置くのが基本。諸説あるようですが、配膳の位置も、左側に重要なものを配置する「左上位」の考え方からきていると言われています。 ちなみに、お茶などの飲み物は、主菜のさらに右に置くとよいようですよ。

一汁三菜の食べ方

三角食べをする

三食食べとは、配膳されたそれぞれの料理に三角を描くようにお箸をつけて食べる食べ方。主菜、副菜の間に汁物やご飯を挟みます。胃腸に負担をかけない、早食いの防止などの意味がふくまれています。

汁物から食べ始める

一汁三菜の食べ方の順番は、汁物を一番はじめに食べるとよいとされています。箸を湿らせてから食べ始めることで汚れにくくしてくれます。

一汁三菜におすすめのレシピ【主菜】

和食メニュー

サバの塩焼き
和食の定番サバの塩焼きです。

焼き魚は下準備も少なく、時間のない時でもさっとできるのがよいですね。副菜に大根や生姜を使ったものを添えると、口の中もさっぱりといただけますよ。
豚のショウガ焼き
フライパンにサラダ油を中火で熱し、ロース肉を両面焼きます。焼きあがったら一枚ずつ取り出しましょう。 焼きあがった肉をフライパンに戻し、<合わせ調味料>の材料を加えてからめ、最後にショウガ汁を加えてからめます。 器に貝われ菜と合わせたキャベツと豚肩ロース肉を盛り合わせ、タレを少し煮詰めてかけ、プチトマトを添えれば完成です。

洋食メニュー

ハンバーグ
合いびき肉、炒めた玉ネギ、パン粉、牛乳、塩コショウ、卵、ドライパセリ、ナツメグ、すりおろしたニンジンを手でよくこねます。空気抜きをして形を整える。 油をひいたフライパンにハンバーグを並べ、両面をそれぞれ40秒程焼きます。フライパンにして蒸し焼きにすれば完成です。ソースはフライパンに残った焼き汁に赤ワインを入れて作りましょう。
エビフライ
エビは殻と背ワタを取り除きまっすぐに伸ばします。塩、コショウをし、小麦粉、溶き卵、パン粉と<衣>をつけます。 エビフライをカリッと揚げ、油をきって冷まします。せん切りキャベツを敷き、エビフライを詰めレモンを添え、マヨネーズ、ウスターソース等を添えれば完成です。

一汁三菜におすすめのレシピ【副菜】

和食メニュー

イカ大根
大根にしっかり煮汁を染みこませたメニュー。ご飯にもぴったりです。 大根の下ごしらえをし、イカと一緒に煮込みます。大根は時間をかけてコトコトゆっくり煮て味を染み込ませましょう。
里芋の煮物
芋類が入ると、お腹も満足できる内容になります。 里芋は材料の調味料でコトコトと時間をかけて煮ます。汁気がなくなるくらいまでよく煮込み、仕上げにさやいんげんを散らせば完成です。粘り気のある食感はご飯のおかずにもぴったりです。

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