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パーティなどの演出に使うときは要注意!
パーティーでドライアイスのスモーク効果で演出を……など、大量のドライアイスを水に入れて気化させたりすると、室内の二酸化炭素濃度が上がり、ゲストが呼吸困難になるなんていう笑えない事故が起こる可能性も。必ず換気をしながら、少量をモクモクさせて楽しむ程度するのが安全です。
ドライアイスの大量処理には要注意!
遊びでなくても、魚介類の宅配などでたくさんのドライアイスが入ってきたとき、シンクで洗いおけに水をはって処理したりしていませんか?鮭やマグロに入ってくるドライアイスの量は案外多いものです。これをキッチンなどの狭い空間でとかすとかなりの二酸化炭素濃度に。ベランダなどで処理するか、必ず換気扇を回してください。
蚊取り効果がある?
蚊に刺されるとかゆいので、夏になると虫よけスプレーや蚊取り線香で対策していますよね。じつは蚊は二酸化炭素に誘われて集まる性質があるのだそう。たとえばキャンプなどで、食材の運搬にドライアイスを使い、残ったドライアイスをバケツの水などに入れておくと、放出した二酸化炭素に誘われて蚊が集まってきます。誘惑に負けてドライアイスに近づいた蚊は超低温のドライアイスに触れて死んでしまうので、蚊の対策に有効ともいえます。
しかし、ドライアイスに誘惑されて集まる途中に、吸血するのに最適な人間がたくさんいたら、そちらに向かう可能性も大。ドライアイスを溶かしているせいで、集まった蚊にさされてしまうこともあるわけです。できるだけ、ナチュラルに虫よけしたいと考えると、ドライアイスはいい蚊取りになりそうな気もしますが、一長一短ですね。
ドライアイスの保存方法
あらかじめ購入しておいたドライアイスを使うまで保管したい人もいるでしょう。ドライアイスの温度はマイナス79度。ですが、家庭用の冷蔵庫ではこの温度を保つことはできません。冷やすのではなくできるだけ冷たさを逃さないのがポイントなのです。
保存のポイント
ポイントは、熱伝導率の低いもの、たとえば、紙や布、段ボール、緩衝材などで包むこと。こうすることで冷気が逃げず、長持ちさせることができます。逆に熱伝導率の高い金属に触れるとどんどん気化してしまうので、金属トレイにのせたり、金属製のバケツやアイスクーラーに入れるともちません。
ドライアイスの活用法
しゅわしゅわ炭酸フルーツ
カットしたスイカをドライアイスと一緒に4〜5時間クーラーボックスに入れておくだけ。気化した二酸化炭素(炭酸ガス)がスイカに吸収され、冷たいうえに、口に入れるとシュワ〜っとした食感が新鮮です。メロンやぶどうなどでもOK。
いろいろなフルーツでチャレンジできますが、内部に二酸化炭素が取り込まれるのがポイントなので、皮の厚いフルーツや、みかんやレモンのように、皮に油分のある果物は不向きです。シャーベットなどよりもシャープな冷たさと、サイダーのような弾ける食感がクセになるかも。
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