ライター : とも

子育てフードライター

バタフライピーとは?

特徴

バタフライピーは、タイやインドなど東南アジア原産のマメ科の植物です。和名は「蝶豆(ちょうまめ)」。大きく開いた花びらが蝶に似ていることから名付けられました。朝顔に似た青く大きな花が特徴です。

暑さに非常に強く、つるが長く伸びる性質を活かし、日本ではグリーンカーテンとして人気があります。なお、原産地では多年草ですが、冬に気温が下がる日本では冬越しするのがむずかしいため、一年草とされています。

歴史

インドの伝統医学、アーユルヴェーダでは、バタフライピーの葉や茎、根が薬草として古くから用いられていました。さらに原産国のひとつであるタイでも、2500年以上前からハーブを薬や食事、美容に活用していて、そのなかにバタフライピーも含まれています。

また、青はタイの国旗に使われている色。タイ王室の色とされていて、バタフライピーは「国王のおもてなしのお茶」とも言われているんですよ。

バタフライピーの活用法

※画像はイメージです
バタフライピーは、日本では主にハーブティーとして使われています。実は、そのほかにもさまざまな形で活用されているんですよ。

化粧品の原料に

自然の色を活かして、シャンプーやクリームなど化粧品を着色する際に使用されています。バタフライピーは簡単に濃度を変えることができるため、淡色から濃色まで調整できる点が人気とされています。また、自然由来の着色料は肌や環境にやさしいことからも注目されています。

染料として

バタフライピーで布を染めると、ラベンダーのような淡い青色に。バタフライピーの花や茶葉を煮出した液に布を浸すだけなので、初心者でも手軽にできますよ。
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