「玉露」には嬉しい要素がいっぱい!他のお茶との違いや効果をご紹介

香り豊かで上品な味わいが特徴の、日本が誇る飲み物「玉露」。なんとなく緑茶の仲間なのかなということは知っていても、具体的に何が違うのかまではよく分かりませんよね。そこで、今回は玉露と他のお茶の違いや、玉露がもつ効果を徹底解説します。

2016年12月6日 更新

玉露とは

日本で古くから親しまれている日本茶の一種、「玉露(ぎょくろ)」。玉露は日本茶の最高峰と言われているだけあり、お茶屋さんに行っても少しだけ他のお茶より値段が高いですよね。その豊かな香りは疲れたからだと心をふっと解きほぐしてくれます。

「玉露」という名前は、製茶業者として有名なかの山本山の商品名に由来しています。その歴史は実に古く、天保6年(1835年)にまでさかのぼります。

当時の山本山の六代山本嘉兵衛(徳翁)が、茶葉を露のように丸く焙り、これが玉露の原型となったといわれています。現在は棒状に焙った玉露が一般的ですが、これは明治初期に同じく製茶業者である辻利右衛門(辻利)によって完成された形だとされています。

玉露は緑茶の一種

香り高く気品のある玉露ですが、ご存知の通り、緑茶の一種です。

そもそも、緑茶とは摘み取った直後の、まだ発酵させていない日本茶全般のことを指しています。これがそれぞれ異なる発酵過程を経て「玉露」「煎茶」「白折」「ほうじ茶」「番茶」などと呼ばれるようになるのですが、もともとはすべて同じ茶葉からできており、いずれも緑茶の一種なのです。

緑茶という大きなカテゴリーの中に、煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶などが存在していると思っていただくと分かりやすいかもしれません。

そんな緑茶のなかでも、ひときわ高級感がある玉露ですが、どのような特徴があるのでしょうか。また、どういったところが他のお茶と違うのでしょうか。

玉露と他のお茶の違い

玉露

玉露は新芽が出始めたら日光を遮って育てます。その遮光率(日光を遮る度合い)も明確に決められており、最初は70%前後からはじめ、茶摘み前には90%以上の遮光率で育てます。ほとんど日光のない環境下で育てるのですね。

このようにして育てることで、甘みとコクのある味わいが出てきます。遮光栽培独特の香りが感じられるのが、他のお茶との最大の違いです。

日本茶のなかでも最高級ランクに位置付けられる「玉露」ですが、希少価値が高いため生産量も他のお茶に比べると少なく、全国で約270トン、日本人1人あたりに換算するとたった2g程度しか生産されていないようです。

ただし、玉露にはカフェインが多く含まれており、その含有量はコーヒーよりも多い100g中120mg。まったくダメというわけではありませんが、念のため妊娠中の女性は避けた方がよさそうですね。
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ちあき

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