4. 家庭的な中華料理「接筵(せつえん)」

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横浜マイスターを受賞した先代が築いた「接筵(せつえん)」。代替わりはしましたが、味は先代の味を大切に受け継いでいるとのこと。

店内は、誰でも気軽に中華料理を楽しめる家庭的な雰囲気です。アラカルトメニューから食べ放題コース、ランチセットまでラインアップ豊富です。

スープチャーハン

接筵といえばスープチャーハンといわれるほどの看板料理。真ん中に卵チャーハンを盛った器に、高菜と豚肉のスープを注いだビジュアルは圧巻です。

高菜の酸味が効いて、あっさりサラサラとお茶漬けのようにいただけます。お酒の〆にいただきたいひと品ですね。

麻婆豆腐

麻婆豆腐は日本人が好きな中華料理のひとつ。でも、その味はお店によって驚くほど違いますよね。接筵の麻婆豆腐は四川風。しかし辛みはおさえてあり、甘みと山椒の香るフルーティな味わいが特徴です。
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5. 横浜中華菓子の老舗「翠香園」

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中華菓子では横浜中華街一の老舗「翠香園(スイコウエン)」。昭和元年創業の中華菓子の味は代々受け継がれ、なかでもごま団子は贈答用としても人気なのだそう。

お菓子のお店でスタートした翠香園ですが、現在はお菓子だけでなく、お隣の店舗で広東料理も食べられますよ。

ごま団子

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イーストを使わない生地は、揚げる直前にこね、中に空洞を作ることで口当たりを軽くするというこだわり。おまんじゅう類は全て、機械は使わず手作りだそうです。

ごまの香ばしさと皮の柔らかさを心ゆくまで堪能できますよ。お手頃なので食べ歩きにピッタリ。
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【おまけ】藤竜也さんが紹介した「トマトと卵の中華炒め」レシピ

地元横浜の中華料理を愛する藤竜也さん。マイ中華包丁・マイ中華鍋を持参で、ササッと作り上げたのは、トマトの赤と卵の黄色のコントラストが美しいひと品でした。

まず、湯むきしたトマト1~1個半程度をくし切りにし、種の部分はていねいにスプーンで取り除きます。卵は5~6個、殻を割って軽く攪拌しておきます。次に、お塩を小さじ2/3、こしょう少々、紹興酒大さじ2杯を卵に入れてかき混ぜます。

強火で熱した中華鍋に油を大さじ2杯ほど入れ、卵を入れる直前に中火に落とします。卵を入れ、おたまで大きくかき混ぜて油と卵を混ぜてフワッとさせます。すぐにトマトを入れてかき混ぜたら、卵が半熟の状態で器に盛りましょう。
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