逆さまにして保存する

飲み始めると、ペットボトルのフタはきっちりと閉めても、完全に密封することは不可能です。炭酸飲料から炭酸ガスが抜け出してきて、ペットボトル内部の圧力が上ります。かならずペットボトル内部の圧力は外側の圧力(大気圧)より高くなるので、フタの隙間から少しずつ漏れてしまいます。

対策として、ペットボトルを逆さまにして保存する方法があります。逆さまにすると、フタの部分は液体で満たされ、ペットボトルの底に気体が位置するようになるので、空気や炭酸ガスがペットボトルの外に漏れる可能性が低くなるんです。ただし、逆さまに立てて保存するのは少し工夫が必要ですね。固定したり、壁に立てかけたりなどして、ぜひチャレンジしてみてください。

1.5Lのペットボトルは小分けてにして保存する

ペットボトル内部の飲料が入っていない空間は体積が大きくなればなるほど、大量の炭酸ガスが抜け出さないと圧力は上昇しません。大容量のぺットボトルは飲んでいくうちにできる空間が大きいので、炭酸ガスが抜けやすくなります。

空間が大きくなったら、容量の小さいペットボトルに小分けするのがおすすめ。移しかえる際は、静かにソーッと素早く移しかえてください。もちろん、小分けしたあとのペットボトルも、空間が小さくなるように調整して、フタはキチッと閉めることをお忘れなく。

炭酸キャップを使う手もあり!

ITEM

ペットボトルキャップ 炭酸フレッシュ

¥568〜

サイズ:約幅6×奥4.5×高7cm 本体重量:約28g

※2021年2月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
飲みかけのペットボトル内部の圧力を高め、炭酸を抜けにくくするという方法。こちらの商品はフタにポンプが付いているので、ポンプでしっかりと空気を押し込み、ペットボトル内部の圧力が高められます。さらに、ツメを押すだけで開閉が可能なんです。 開閉回数によりますが、数日間おいしく炭酸飲料が飲むことができます。「ビックサイズの炭酸飲料を購入したいけど、炭酸が抜けてまずくなりそう」と悩むあなたも、これで解決できます。 ですが完璧に抜けないという保証はないため、できるだけ早く飲むようにしましょうね。

気の抜けた炭酸水の活用方法

花瓶の花のお水へ

植物は、茎にある導管の毛細管現象によって下から水を吸い上げています。切花も同じです。根から土の養分を吸い上げるので、水道水だけだと栄養不足に陥ります。糖分を少し補給してあげると切花が長持ちするとのこと。 砂糖水を使う人が多いですが、気の抜けた炭酸飲料でも代用できます。炭酸飲料に含まれる果糖・ブドウ糖のほうが砂糖よりも粒子が小さく、吸収に優れています。ただし、炭酸が抜けていないと弱酸性なので、炭酸を抜いたほうが花にはやさしいです。

お肉の煮込み料理に

お肉は炭酸飲料に漬け込むと、タンパク質に作用して繊維を分解し、やわらかくする効果が期待できます。また、そのまま煮込めば甘味がちょうどいい味付けになり、おいしく仕上がります。とっても簡単にできるので、ぜひ一度作ってみてください。

シュワシュワの炭酸をキープ

この記事では炭酸飲料のペットボトルから炭酸が抜けてしまうのを防ぐテクニックをまとめました。温度が上がると炭酸が抜けやすくなりますので、開封後は冷蔵庫での保存が必須。抜けてしまった炭酸は炭酸ガス充填器を使用してみるのもいいですね。
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