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二人暮らしの食費の平均額
まずは二人暮らしの食費の平均額をチェックしてみましょう。総務省の家計調査(2023年)によると、二人暮らし世帯の1ヶ月あたりの食費の平均額は72,399円となっています。これが3人世帯になると1ヶ月あたり85,557円、4人世帯になると90,712円となります。
食費の内訳も見てみましょう。主要な項目をピックアップすると、「外食」が9,483円で、「穀類(米、パンなど)」が5,614円、「肉類」が6,301円、「魚介類」が6,203円、「野菜・海藻」が8,745円となっています。
また、消費支出に占める飲食費の割合である「エンゲル係数」は27.4%です。(※1)
▼二人暮らし世帯、1ヶ月あたりの食費の内訳はこちら
食費の内訳も見てみましょう。主要な項目をピックアップすると、「外食」が9,483円で、「穀類(米、パンなど)」が5,614円、「肉類」が6,301円、「魚介類」が6,203円、「野菜・海藻」が8,745円となっています。
また、消費支出に占める飲食費の割合である「エンゲル係数」は27.4%です。(※1)
▼二人暮らし世帯、1ヶ月あたりの食費の内訳はこちら
項目 | 金額 |
---|---|
穀類 | 5,614円 |
魚介類 | 6,203円 |
肉類 | 6,301円 |
乳卵類 | 3,897円 |
野菜・海藻 | 8,745円 |
果物 | 3,446円 |
油脂・調味料 | 3,484円 |
菓子類 | 5,696円 |
調理食品 | 11,056円 |
飲料 | 4,668円 |
酒類 | 3,808円 |
外食 | 9,483円 |
収入に対する食費の適正割合は?
次に収入に対する食費の適正割合がどのくらいなのかを見ていきましょう。各家庭によって収入は異なるため、「食費は収入に対して何%」という指標が存在します。これを知ることで、「食費をどのくらいにすべきなのか」がわかりやすくなりますよ。
手取り額の15%程度が目安
一般的に食費の収入に対する割合の適正値は、手取り額の15%前後が目安とされています。たとえば手取り額が20万円なら3万円程度、30万円なら4万5千円程度、40万円なら6万円程度です。
家賃の適正割合は手取り額の30%程度とされていて、食費と家賃を合わせて50%以下に抑えられるのが理想とされています。そのため、家賃がそこまでかからない場合は、食費の割合も増やしても問題ないでしょう。
家賃の適正割合は手取り額の30%程度とされていて、食費と家賃を合わせて50%以下に抑えられるのが理想とされています。そのため、家賃がそこまでかからない場合は、食費の割合も増やしても問題ないでしょう。
共働きの場合はどう計算する?
二人が共働きの場合は、二人の収入を足した値で計算します。たとえば1人の手取り額が30万円、もう1人の手取り額が20万円なら、合計額は50万円。50万円の15%である7万5千円程度が、食費の目安となります。
実際の食費はいくらを目標にすればいい?
食費の平均額や適切割合についてはわかりましたが、実際の目標額はどのように設定すればいいのでしょうか?ここでは、無理なく食費の目標額を設定するためのポイントをチェックしていきましょう。
まずは実費を確認する
そこで二人暮らしの食費の目標を決めるためには、まず実際いくらかかっているのかを確認しましょう。目標額を決めるより先に、何も考えずに使ったらどれくらいになるのかを把握することが大切です。このように実費を把握することで、節約できるポイントが見えてきます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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