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そもそもスキムミルクとは?

スキムミルクとはつまり、「脱脂粉乳」のこと。この名前なら、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

牛乳の乳脂肪分と水分を除き、粉末状にしたものがスキムミルクです。栄養価が高く、たんぱく質、カルシウム、乳糖などを主に含んでいます。乳脂肪分を取り除いているため甘みはなく、低脂肪・無脂肪牛乳に近い味わいです。

乾燥した粉末状のため水分が少なく、長期保存が可能ですよ。

赤ちゃんに離乳食として与えても大丈夫?

スキムミルクを離乳食メニューに取り入れる場合、7〜8ヶ月の赤ちゃんから与えてOKです。おすすめのメニューは、ポタージュスープやシチュー、ホワイトソース、パンケーキ、蒸しパンなどなど。普段、牛乳を使っているところをスキムミルクに置き換えるのが使いやすいでしょう。

注意したいことは、スキムミルクは母乳や育児用ミルクの代わりにはならないということです。飲み物としてではなく、離乳食の食材として少量を使うようにしましょう。
離乳食インストラクター協会代表理事・中田家庭保育所施設長/中田 馨 24年の保育士としての経験を生かしながら、赤ちゃんとママに寄り添う「和の離乳食」を伝えている。離乳食講座はこれまで4000人が受講。著書に『いっぺんに作る赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)『イヤイヤ期専門保育士が答える子どものイヤイヤこんなときどうする?100のヒント』(実務教育出版)がある

スキムミルクの作り方・飲み方と味わい

水の量は?スキムミルクの作り方・飲み方

スキムミルクをドリンクとして飲む場合、商品にもよりますが、スキムミルク10gに対して水90mlを混ぜると、牛乳のように飲むことができます。冷たい水や熱湯で混ぜると、うまく溶けなかったりダマになってしまったりするため、50~60℃の湯で溶かすのがおすすめです。

スキムミルクの味わい

乳脂肪分が入らないぶん、ほのかな甘みが楽しめるさっぱりとした味わいです。牛乳が苦手な方でも飲みやすいでしょう。

使い方いろいろ!スキムミルクの活用レシピ10選

1. 素朴でやさしい味わい。卵ミルクボーロ

Photo by macaroni

ころころと小さく、素朴な味わいが楽しめる卵ボーロ。スキムミルクを加えると、ほんのりミルキーな味が付きますよ。こちらは材料4つで作れて、フライパンで焼くレシピ。蓋をして、じっくり弱火で焼きあげましょう。1個ずつ手で丸めるため、お子さまと一緒に作るのもおすすめですよ。
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