鹿児島県民のソウルフード!「かるかん」ってどんな和菓子?

「かるかん」という和菓子を知っていますか?聞いた事はあってもいまいちどんなお菓子かわからない人も多いのではないでしょうか?今回は鹿児島をはじめとする九州特産のかるかんの由来や歴史、レシピ、おいしいかるかんが買えるお店などをご紹介します。

2016年11月16日 更新

軽羹(かるかん)とは?

鹿児島銘菓「かるかん」

かるかんとは鹿児島県をはじめとした、九州地方特産の棒羊羹のかたちをした和菓子のことです。かるかんの歴史は古く、1686年~1715年頃に現在の鹿児島県にあたる薩摩藩で誕生し、藩主への食事にも出されたと言われています。

かるかんの原材料である自然薯(山芋)が薩摩藩内で育っていたことや当時高級品であった砂糖も奄美・琉球地方に近く比較的手に入りやすい地域だっということも、この地域で発祥した理由でもあるようです。製法としては鹿児島県にその昔からあった「ふくれ菓子」という蒸しパンの製法を参考にしたと言われています。

かるかんの特徴は、原材料にたっぷりと自然薯を使うことででるもっちりふっくらとした生地の食感とその白さが特徴と言えるでしょう。また、原材料の自然薯は滋養強壮に効果があると昔から言われており、食べることで免疫力がアップしたり、疲労回復の効果が期待できます。おいしく和菓子を食べながら自然薯の持つ栄養から体も元気になると、2倍のうれしさ、おいしさを持つお菓子ですね。

かるかんの名前の由来

かるかんは漢字で「軽羹」と書きます。”羹”は羊羹(ようかん)にも使われている漢字ですよね。かるかんの名前の由来は、諸説あります。

かるかんは蒸しあがって切り分ける前や、切り分けた形が羊羹に似ているんです。なので「軽い羹」=軽い羊羹のようなお菓子だという意味で、「かるかん」と言われるようになった説が有力のようです。

かるかん饅頭も人気

かるかん自体はもっちりとした生地だけのお菓子で昔から愛されていましたが、近年はそのかるかんの生地の中にあんこを入れてつくった「かるかん饅頭」が人気となっています。

「かるかん饅頭」はかるかんの素朴な甘さと、そのもっちりとした生地の中に、こしあんが包まれているお饅頭です。生地自体もそのまま食べられるほどの甘さを持っていますが、全体的にしつこくない素朴な甘さのお菓子に仕上がっています。

気になるかるかん饅頭のカロリーですが、50gのかるかん饅頭(こしあん)1個で約109kcalです。かるかん饅頭は一般的に一口、二口で食べられるミニサイズのものが多いのですが、2つ食べればご飯1膳弱に相当するカロリーを口にすることになるので、食べ過ぎには注意しましょう。
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