実は裸でした…「いくら」と「すじこ」の違いがちょっとエッチ

つやつやでプチプチ!まるで赤い宝石と称される「いくら」。同じ魚卵の「すじこ」と混同されがちですが、このふたつの決定的な違いは人間でいうところの“洋服”の部分…⁉︎いくらとすじこについて、作り方やおいしい食べ方も紹介します。

2018年12月4日 更新

世代を問わず大人気のいくら

ごはんの上できらきらと輝く赤い宝石。「いくら」を見るとついテンションが上がってしまいます。あのプチプチした食感と濃厚な味が好きだという方も多いですよね。

もうひとつ、同じ魚卵の仲間に「すじこ」があります。いくらと比べるとあまり馴染みがなく、見た目もよく似ていますよね。呼び方が違うだけで同じものだと思っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、「いくら」と「すじこ」の違いについて詳しくご紹介します。

そもそもいくらとは?

いくらは鮭・鱒の魚卵で、卵巣から成熟卵を一粒ずつに分けたもののこと。普通火を通さずに、生のまま塩や醤油に漬けていただきます。

「いくら」はロシア語で「小さくてつぶつぶしたもの」「魚卵」を指し、ロシアではたらこやキャビアなど魚卵はすべていくらと称します。

いくらといえば濃厚な甘さが印象的ですが、実はいくらそのものには味がないんです。旨みを引き出す調味料で醤油漬けされているため、噛むと中からトロッと甘い醤油の味が口の中で広がるのです。このため、漬け込む調味料がとても大事になります。

いくらの作り方

いくらは、生鮭をさばいてお腹からすじこを取り出して仕立てます。今はスーパーや市場で新鮮な生すじこが手軽に手に入るため購入するのもよいでしょう。だいたい100gで300~500円で手に入ります。他に用意するものは以外とシンプルで、「器」「ザル」「お湯」「塩」だけでできてしまいます。

まず鍋いっぱいに50℃のお湯(なんとか手を入れられるくらいの温度)に大さじ1杯の塩を入れ、すじこを投入。手やヘラでかき混ぜていくと、薄皮の表面が白くなりお湯も白く濁ってくるので、お湯をつぎ足して5~10分様子を見ます。すると徐々に薄皮が縮み皮と身が解れてきますので、手できれいにポロポロとほぐしてゆきましょう。

きれいにとれたらお湯を取り換え、身をかき混ぜることを2回ほど繰り返します。きれいになってきたらザルにあげ1~2時間冷蔵庫へ。ピカピカに輝くいくらの完成です!

すじことは?

すじこはいくらと同じ、鮭・鱒の魚卵です。まだ卵巣に入ったままの未成熟の卵で、卵巣膜でつながった状態のことをいいます。このすじこから膜をとって、卵をバラバラになるといくらになるのです。
一般的には塩漬けにされており、まだ未加工のものは「生筋子」と呼ばれます。東北では、塩漬けにしたものを「筋子」、まだ手を加えていないものを「腹子」と言うそうです。

すじこの味は塩分が強いものですが、熟成されたコクや旨味が感じられ、ご飯にのせたりおにぎりにして食べるオーソドックスな食べ方が一番おいしいと言われています。
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