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「黒はんぺん」とは?記事のまとめ
- 黒はんぺんは、静岡県 焼津市の名産品
- さば、あじ、いわしなどをすり身を骨や皮と一緒に作るのが特徴で、黒っぽい色をしている
- 白いふわふわのはんぺんとは違い、かまぼこのような引き締まった食感があるのが特徴
静岡県 焼津名物「黒はんぺん」とは
黒はんぺんは、静岡県 焼津市の特産品です。静岡県では「はんぺん=黒はんぺん」を指すほど定番の食べ物で、県民が白いはんぺんを見ると驚くという話もあるほど。静岡名物「静岡おでん」に使われたり給食に登場したりと、焼津だけでなく県内全域で食されています。
一般的にはんぺんといえば白いものをイメージする方が多いと思いますが、黒はんぺんは名前の通り黒っぽい色をしているのが特徴。この記事は黒はんぺんはなぜ黒いのか、作り方や味わい、静岡の名店まで詳しくご紹介します。(※1,2)
一般的にはんぺんといえば白いものをイメージする方が多いと思いますが、黒はんぺんは名前の通り黒っぽい色をしているのが特徴。この記事は黒はんぺんはなぜ黒いのか、作り方や味わい、静岡の名店まで詳しくご紹介します。(※1,2)
黒はんぺんはなぜ黒い?白はんぺんとの違いを比較
| 食材 | 黒はんぺん | はんぺん |
|---|---|---|
| 主な材料・作り方 | さば、あじ、いわしなどをすり身にしてゆでる 魚の骨や皮を丸ごと練り込む | 白身魚のすり身に、卵白、やまいもなどを加えて作る |
| 食感 | かまぼこのような、引き締まった食感がある | ふわふわとしており、ソフトで軽い食感 |
| 見た目 | 黒っぽくて半円形 | 真っ白で四角い形 |
黒はんぺんが黒っぽい色をしているのは、さば、あじ、いわしなどの骨や皮を、丸ごと練りんで作るため。一般的なはんぺんはふわっと軽い食感なのに対し、黒はんぺんは魚の旨みをしっかりと感じられ、かまぼこのような引き締まった食感なのも特徴です。
黒はんぺんは「D」のような半円形をしているのもポイント。これは、専用の丸い型の半分にすり身を貼り付け、水に浮かべて成形するためなんですよ。(※1)
黒はんぺんは「D」のような半円形をしているのもポイント。これは、専用の丸い型の半分にすり身を貼り付け、水に浮かべて成形するためなんですよ。(※1)
黒はんぺんのおいしい食べ方
静岡での定番の食べ方は、フライや煮物、焼き物、また静岡おでんの具材です。軽く炙ったり、そのままわさび醤油をつけて刺身風に食べたりしてもおいしいですよ。
子どもから大人まで大人気なのが、スーパーのお惣菜コーナーでも目にする「黒はんぺんフライ」。ザクザクっとした衣の食感と、凝縮した黒はんぺんの旨みを堪能できます。(※1,2)
子どもから大人まで大人気なのが、スーパーのお惣菜コーナーでも目にする「黒はんぺんフライ」。ザクザクっとした衣の食感と、凝縮した黒はんぺんの旨みを堪能できます。(※1,2)
黒はんぺんのアレンジレシピ
1. まずはこれ!黒はんぺんフライ
静岡流に黒はんぺんを楽しむなら、黒はんぺんフライがイチオシ!黒はんぺんには塩気があるのでそのまま食べてもおいしいですが、揚げたてにソースをつけて食べても絶品です。揚げたてをハフハフしながらめしあがれ♪
2. 人気のご土地グルメ。静岡おでん
静岡を代表するグルメといえば、やっぱり「静岡おでん」。静岡おでんは黒はんぺんや大根、卵などの具材を、濃口醤油を使った黒い出汁で煮込んで作るのが特徴です。お皿に取り分けたあとは、青のりとだし粉(かつおぶしや昆布を粉末状にしたもの)をかけて食べるのが静岡流なんですよ。
3. おつまみにぴったり。黒はんぺんのチーズ焼き
黒はんぺんにチーズをのせて蒸し焼きにすれば、おつまみにぴったりなひと品のできあがり!とろ〜りとろけるチーズと、旨みの詰まった黒はんぺんのコントラストがたまりません。5分ほどでサクッと作れるので、簡単におつまみを用意したいときにうってつけです。
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