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白パン
ロシアの白パンは12世紀ごろから作られています。生地がしっかりと詰まっている少々固めのパンです。食感はベーグルと食パンの中間のような、しっとりの部分もありつつ口の水分がとられるようなボソボソ感もあります。昔はお金持ちしか食べることが出来ない白パンであり、市民が白パンを食べられるときは、大きな行事のみとされていました。今では一般的に食べられるようになった白パンです。その中でも「バトン」が有名であり、見た目はフランスパンのようなかたちをしています。
黒パン
黒パンの歴史は白パンより古く、ほぼライ麦を使用しているパンになります。特長としては、黒っぽいチョコレートのような色味に香ばしい香りある酸味の強いパンです。有名な黒パンとして「ボロジンスキー」があります。ボロジンスキーは地元の方から人気の黒パンです。朝から紅茶を飲みつつ、ボロジンスキーをかじるロシア流の食べ方をオススメします。
イーストなしのパン
イーストなしのパンは、修道院でつくられたのが始まりです。味は酸味がなく、ハーブが入っているため香りがいいパンです。固そうなイメージですが、麦芽と粉を混ぜ作られたパンは、長時間柔らかいことが特長です。ロシアでは、パンをそのまま食べるのではなく、「スープにつけて食べる」ことが一般的です。ロシアでは伝統料理の”ボルシチ”をはじめ、多くのスープの料理があります。パンのみで味を楽しむことはせず、スープにつけて食事を楽しむスタイルが多いです。
おわりに
いかがでしたか?ロシアパンは、ボリュームがある上に安くとても人気があります。パン本来の味を楽しめるというのは、ロシアの本場のパンに共通点していますね。「ロシアパン」もそのまま食べても美味しいですが、ロシアの習慣のようにスープにつけて食べる方法もぜひ試してみてください。
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