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「竹皮」を使ってみませんか?
竹皮に包まれたおにぎりを見ると「なんだかとてもおいしそう……!」と思いませんか?いつものアルミホイルなどのお手軽アイテムを竹皮に変えるだけで、雰囲気もぐっとすてきになります。
しかし、いざ自分で竹皮を使うとなると、その使い方がわからず、なかなかトライしてみることもできないもの。そこで今回は、竹皮の使い方を、活用法も交えながら詳しくご紹介したいと思います。
思いのほか簡単で、メリットもたくさん!ぜひ参考にしてみてくださいね♪
竹皮を使うメリットとは?
竹皮でおにぎりを包むと、たくさんのメリットが!竹皮の魅力をご紹介します。
食品が長持ちする
竹皮には抗菌性があるので、食品が長持ちします。その特性を利用して、日本では昔から竹皮をお弁当に使っているんですね。
ごはんがしっとり
竹皮には保水性があるので、ごはんがしっとり。時間が経っても、おにぎりが乾かずもちもち食感を楽しめます。
コンパクトでかさばらない
竹皮は、中に包むものに合わせて形を整えることができるので、鞄の中でもかさばりません。また、食べ終わったあとはコンパクトに畳んで持ち帰ることができます。
これらのメリットを考えると、竹皮がお弁当にとても適したアイテムだということが、わかりますよね♪
竹皮の使い方をご紹介!
竹皮は、乾燥した状態で販売されています。このままでは、折り曲げるとパリっと破けて扱いにくいので、下準備が必要です。
その工程を、順を追ってご紹介します。
1. 竹皮を水に浸けてやわらかくします
バッドなどに水を張り、浮かないように重しをして竹皮を浸けます。少し水に浸けるだけで、硬い竹皮もすぐにしんなりとしてきて、30分ほど浸けると扱いやすいやわらかさに。
お弁当の作りはじめに、まずこの作業をしておけば、おにぎりやおかずができあがって冷めた頃に、ちょうどよいやわらかさになっていると思います♪
2. 水気を拭き取ります
やわらかくなったら、キッチンペーパーなど清潔なもので水分を拭き取ります。
3. 端を割いて結び紐を作ります
竹皮の端を細く割いて、結び紐を作っておきます。あまり細いと、結ぶときにプツンと切れてしまうのでご注意を。
竹皮包みは、輪ゴムなどでまとめることもできますが、竹紐で結んだほうが雰囲気が出てすてきですよね。簡単に割けますので、ぜひ作ってみてくださいね。
4. 下準備完了!
やわらかくなった竹皮と結び紐が用意できたら、下準備完了です♪ 今回は竹紐を2本作りました。
おにぎりの包み方
1. おにぎりを用意します
それでは、いよいよおにぎりを包みます。竹皮は広げると長さがあるので、おにぎりのほかに、お漬物やおかずを添えてもOK。
今回は、おにぎり2つと卵焼きなどのおかずを少し用意しました。
2. 竹皮におにぎりなどをのせます
竹皮の中央に、左右の余白が同じくらいになるようバランスよくおにぎりやおかずを置きます。
あまり盛りだくさんの量を入れるときちんと包めないので、様子をみながらのせていきましょう。今回は、用意した卵焼きがひとつ残ってしまいました……!
3. 竹皮に"立ち上がり"を作ります
中身がはみ出てしまわないように、壁のような立ち上がりを作っておくと、きれいに包めます。盛るときに、この分の余白も残しておきましょう。
4. 片側を持ち上げてかぶせます
立ち上がりを押さえながら、片方の端を持ち上げておにぎりにかぶせます。おにぎりの高さに合わせて少し折り目を作っておくと、作業がスムーズですよ。
5. もう片側をかぶせます
残りのもう片方を持ち上げてきて、かぶせます。このとき、中身が動かないように少しきゅっとまとめるイメージで包みましょう。
あまり丁寧に作業をしなくても、なんとなくで包めてしまいますよ♪
6. 竹紐で結びます
作っておいた竹紐で結びます。紐は1本で十分ですが、長さのある竹皮包みの場合は2本で結んでおくと、しっかりまとまりますよ。
7. 竹皮包みのできあがり♪
おにぎりの竹皮包みができあがりました。上手に包むコツは、竹皮をお水でやわらかくしておくことくらいで、とっても簡単!
「和」の雰囲気が出て、いつものおにぎりもなんだかすてきに見えるから不思議ですよね。竹皮は、お弁当箱と違って中身の量も調整できるので、とても便利なアイテムです♪
そのほかの活用法もご紹介
こちらは、籠のお弁当箱に竹皮を敷いて、おにぎりとおかずを詰めた例。籠の隙間から水分が漏れるのを防ぐうえ、通気性もあるので時間が経ってもおいしくいただけます。
和の素材をミックスすることで、さらに趣のあるお弁当が完成しますよ♪
竹皮は、ちょっとしたお皿代わりにも。おにぎりだけでなく、サンドイッチなど合わせてみるのも楽しいですよね。
いろいろなアイデアで、竹皮を生活に取り入れてみてはいかがですか?
竹皮を開ける楽しみは格別!
秋の到来とともに、行楽シーズンも始まります。遠足や登山など、ディスポーザブルなお弁当容器を持参すると便利ですよね。
そんなときは、ぜひ竹皮におにぎりを包んだお弁当を。きっと開ける瞬間の喜びを味わえるはずですよ♪
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