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料理酒ってなんの意味があるの?
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
素朴な疑問すぎて恥ずかしいのですが、料理に入れる酒って一体何の意味があるんでしょうね。
シェフや料理上手は、日本酒やワインなどさまざまな酒を上手に使って料理の味を格上げしているようなイメージがありますが、あらためて考えると、料理酒の正しい使い方って意外に知らないものです。
今回は、そんな素朴な疑問を伊勢丹新宿店キッチンステージの柬理美宏(かんりよしひろ)シェフにぶつけてみました。
料理に酒を使う理由は3つ!
柬理シェフによると、料理で酒を使う理由は次の3つ。
①肉や魚の臭みをやわらげる
②コクを与える
③香りを引き立たせる
なるほど、だから酒を加えた料理は、美味しいんですね。
もう迷わない! 種類別、料理酒の使い分け方
ワインや日本酒などさまざまな種類がある「酒」。それぞれを料理に入れたときの効果と、相性のいい料理を聞きました。
「酒の特徴に合わせて使い分ければ、料理の味がさらにランクアップします!」(柬理シェフ)
日本酒・焼酎
・米が原料なので和食との相性がいい
・クセがなく、料理に程よい甘みを与える
【こんな料理にピッタリ】
煮物、お吸い物の仕上げ、炒め物など
みりん
・テリ・ツヤをつけ、煮崩れを防ぐ
・料理にコクと甘味を出す
【こんな料理にピッタリ】
照り焼き、煮込み物のベースなど
赤ワイン
・華やかな香り、渋み、コク、酸味を与える
・こってりした料理と合う
【こんな料理にピッタリ】
ビーフシチュー、カレー、ローストビーフ、ミートソースなど
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