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真空調理(真空調理法)とは
真空調理とは、下ごしらえを済ませた食材を専用のフィルムや袋に入れ、低温で加熱する調理法のこと。加熱したあとは品質保持のため、急速冷凍をするのが一般的です。食べる際は、湯煎などで再び加熱してからいただきます。
ただし家で真空調理をする際は、低温加熱後にそのまま食べることが多いため、急速冷凍をしない場合がほとんどですね。
メリット
真空調理の最大のメリットは、食材の水分を逃さずしっとりジューシーに仕上がること。また、通常では水分とともに食材の旨みや風味まで出て行ってしまうところを、真空調理では抑えることができるんです。
さらに、食材と調味料を一緒に入れて真空にすれば全体的に圧がかかるため、均一に味をつけられるというメリットもあります。
デメリット
真空調理では、ほとんどのレシピで時間がかかってしまうことがデメリットです。低温でじっくりと加熱していくため、休日などの時間があるときにおこなう必要があります。毎日やるのは大変ですが、特別な日やおもてなしに作る分にはいいですね。
真空調理のやり方
家で真空調理をする場合、ポリ袋や密閉できるフリーザーバッグがあればOK!レシピによってはラップフィルムで食材を包んで調理できる場合もあります。ただし、ものによっては熱に弱い素材だったり、耐熱温度を超えると溶けてしまう素材でできている場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
方法
1. 下ごしらえを済ませた食材を、必要があれば調味料ごと密閉袋に入れます。
2. 袋内の空気を抜き、しっかりと密閉します。
3. 保温ポット(または炊飯器)の中に、95℃以下のお湯と一緒に食材を入れます。
4. そのまま3〜4時間ほどかけて、食材に火を通したら完成です。
適切な温度と時間
使う食材や作る料理によって、適切な温度・放置時間は変わってきます。ひとつひとつのレシピに記載されているとおりに作りましょう。共通で決まっているのは、温度が95℃以下ということ。低温加熱することが大切ですよ。
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