ライター : 塚本 晴香

管理栄養士

大学にて栄養学の勉強をした後、調理師専門学校で調理についても本格的に学ぶ。その後、カフェにて勤務し新メニューの開発などにも関わる。現在は、ライターとしてたくさんの人に食べる…もっとみる

賞味期限が長いのはゆで卵or生卵?

生卵とゆで卵、どちらの方が長く保存できるのでしょうか?「ゆで卵」のほうが日持ちする印象ですが、実は「生卵」の方が日持ちします。そこで、気になる生卵とゆで卵のそれぞれの保存方法や賞味期限について調べてみました!

生卵は冷蔵保存じゃないとダメ?

実は、生卵は夏の暑い時期以外は常温保存ができるんです!生卵は冷蔵保存だと思われがちですが、大丈夫なんですよ。日光が直接当たったり暑すぎたりする場合は、菌が繁殖してしまうおそれがあるため、直射日光が当たらない涼しいところでの保存が必要です。

ただし、常温ではなく冷蔵で販売されている卵の場合は、冷蔵庫で保存が必要です。気温差があると鮮度が低下してしまい、菌が繁殖する可能性が高くなってしまうんです。

常温保存の目安と保存期限

12~3月(冬)……約2か月
4~6月・10~12月(春、秋)……約3週間
7~9月(夏)……約2週間

卵を常温保存する場合には、一般的に上記の保存期限が目安です。卵には、サルモネラ菌という食中毒を引き起こすおそれのある菌が付着している場合があります。サルモネラ菌は保存温度が高いほど増殖するため、常温で保存する場合は季節によって保存期限が変わってきますよ。

また、卵の保存は常温でも可能ですが、低い温度が一定に保てる冷蔵庫での保存がおすすめです。冷蔵庫に入らなくて、やむを得ず常温保存する場合は、加熱して食べるようにしましょう。どうしても生食したいのであれば、新鮮なうちに召しあがってくださいね。

冷蔵保存するうえでの注意点は?

卵を冷蔵庫に入れるときに注意するべき点は、冷蔵庫の卵用のポケットを利用しないことです。

卵用ポケットはドア裏に設置されていることが多いですが、ドアの開け閉めのときに卵の殻にひびが入ってしまったり、温度の変化で菌が繁殖してしまったりするおそれがあるため、実はNGなんです。

もしもドアポケットに入れるときはポケットに入れ換えず、買ってきたパックのまま入れるのが正解です。また、卵はとがったほうを下にして保存するようにしましょう。

ゆで卵の賞味期限は?

ゆで卵は殻をむいた状態よりむかない状態のほうが長持ちします。すこしでも殻にひびが入ってしまうと菌が繁殖するので、常温保存はできません。殻をむいていない場合には、冬なら常温保存が可能ですが、室内の気温が10度を超える場合にはやめたほうがいいでしょう。

夏に常温で保存する場合は、なんと12時間も持たないそうですよ。ゆで卵を常温保存する場合、冬に冷暗所で、殻つきのままであることが絶対条件です。冷蔵保存したとしても賞味期限は3日間で、なるべくはやく食べきる必要があるんです。

冷蔵保存の目安と保存期間

殻つき……3日以内
殻なし……12~24時間以内(なるべく早く)
ひびが入ってしまったもの……食べるのを控える
生卵よりゆで卵のほうが日持ちしないというのは予想外ですね!しかもゆで卵は冷蔵庫での保存が基本とは驚きです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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