ライター : oimochan

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困ったときに役立つ!メガネの曇り止めの代用方法

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寒い日のマスク着用時や、温かいラーメンを食べようとした瞬間、メガネが急に曇って視界を奪われてしまった経験はありませんか?

本記事では、曇り止めがないときに便利な代用品のアイデアを紹介します。 自宅にある身近なアイテムを使い、実際にその効果を検証。5つの代用法を試し、それぞれの効果やメリット・デメリットを解説します。

おすすめ順に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

試す前に。代用する際の注意ポイント

本記事では曇り止めの代用法をご紹介しますが、市販されている専用の曇り止めグッズ以外をレンズに塗布することは、基本的に推奨されていません。メガネのコーティングが外れたり、傷ついたりする可能性があるからです。

すべてのメガネレンズに対して代用品が安全であるという保証はないため、本記事での検証はあくまで緊急時の代用手段としてご覧いただき、試される際は自己責任で、必ず目立たない端の部分で試してから実行してください。

1.「食器洗い用の中性洗剤」で代用する方法

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中性洗剤には「界面活性剤」が含まれており、レンズに薄く塗布することで、水滴が玉にならずに薄く均一に広がる「親水膜」を形成します。この親水膜の上で水蒸気が膜状に広がるため、水滴(曇り)として見えにくくなるという仕組みです。

代用する際は必ず薄めた中性洗剤を使用し、レンズコーティングを傷つけないよう注意してください。

代用方法

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1. 少量の食器用中性洗剤(1滴程度)をボウルに入れ、水(コップ半分程度)を加えて薄める

2. 薄めた洗剤液をメガネに少量つけ、レンズの両面にごく薄く、やさしく塗り広げる

3. 塗布後、レンズ表面が乾くまで待つ。乾いたあと、ティッシュやメガネ拭きで泡やムラを軽く拭き取る

代用品の効果まとめ

曇り止めの効果★★★★☆
メリット界面活性剤の濃度が高く、曇り止めの効果が高い
デメリットメガネのコーティングを傷める可能性がある
界面活性剤の効果は期待できるものの、大切なメガネのコーティングを傷めるリスクを考えると常用は避けるべきでしょう。

2. ハンドソープ・中性石鹸で代用する方法

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中性石鹸やハンドソープにも、曇り止めの主成分である「界面活性剤」が含まれているのが特徴。中性石鹸をレンズにごく薄く塗布することで、水蒸気が小さな水滴になるのを防ぎ、水膜として均一に広げる「親水効果」を生み出します。

香料や保湿成分(油分)が多いとムラやベタつきの原因になるため、必ず薄めてから使用してください。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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