ライター : china0515

フードアナリスト2級

フレンチの名店「メゾン ポール・ボキューズ」元料理長とマダムがフレンチレストランをオープン

Photo by china0515

2025年10月6日(月)、恵比寿にフレンチレストラン「opaline(オパラン)」がオープン。フレンチの名店「メゾン ポール・ボキューズ」元料理長とマダムの店とあって、おいしいもの好きの間ではすでに注目を集めています。

筆者はオープンに先駆けて、プレス向けの試食会に参加。そのなかで体験したコースの一部メニューをご紹介します。

恵比寿の路地裏に佇む「opaline(オパラン)」

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「opaline(オパラン)」は恵比寿駅から徒歩5分ほど、路地裏に佇むフレンチレストラン。

店名の「オパラン」はフランス語で “オパール” の意味であり、 “訪れる人々がオパラン(オパール)のように穏やかな雰囲気のなか、食事を楽しめたら” との想いでつけられたのだとか。

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シェフ 入砂俊重さん(写真左)、原田桂子さん(写真右)

シェフ

入砂俊重さん

都内の有名レストランやフランスの三ツ星レストランなどで修行を積み、帰国後は「銀座レカン」の副料理長を務め、2007年に株式会社ひらまつに入社。

2016年にフランス料理の名店「ポール・ボキューズ」の日本における総本山「メゾン ポール・ボキューズ」にて料理長を務める。

マダム

原田桂子さん

1994年に株式会社ひらまつに入社して以降、ブライダルコンシェルジュとして約100件の婚礼を担当。

2007年に「メゾン ポール・ボキューズ」のマダムに就任。長きにわたり “メゾンの顔” として洗練されたおもてなしと温かみのあるサービスでゲストを魅了。
冒頭でお伝えしたように、「オパラン」はフレンチの名店「メゾン ポール・ボキューズ」で料理長とマダムを務めたおふたりが、共同で独立開業したお店です。

「居心地」×「恩返し」×「地域」をコンセプトに、「オパランで過ごす時間が居心地よく、“いつもの日” をいい日に」という想いを込め、地域に愛されるフレンチレストランを目指しています。

店内の空間や料理、サービスの細部からは、ポール・ボキューズへの深いリスペクトが感じられます。

季節の食材をふんだんに使った料理を3つのコースで

料理は、フレンチの根幹ともいえる“ソース”にこだわる入砂シェフによる3つのコース構成。魚料理と肉料理の両方を味わえる13,200円のコースのほか、9,350円のコースが2種類用意されています。

本格フレンチを肩肘張らずに堪能できる価格帯も魅力のひとつ。料理に寄り添うペアリングコースも用意されています。
コースメニュー税込価格コース内容
menu a13,200円・ひとくちのお楽しみ
・前菜
・前菜
・魚料理
・肉料理
・デザート
・コーヒー
menu b9,350円・ひとくちのおたのしみ
・前菜
・前菜
・魚料理または肉料理
・コーヒー
menu c9,350円・ひとくちのお楽しみ
・前菜
・魚料理または肉料理
・デザート
・コーヒー

カジキマグロの軽い燻製 シチリア産ピスタチオのクリーム

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前菜「カジキマグロの軽い燻製 シチリア産ピスタチオのクリーム」は、ほどよく燻香を纏わせた宮城県のカジキマグロにシチリア産ピスタチオのクリームを合わせたひと品。

燻製の香りがふわっと広がるカジキマグロは噛むほどに旨みを感じられます。ピスタチオのコクとやさしい甘みがカジキマグロの旨みをより引き立てますよ。

パンはフランスのものを使用

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料理を考える際には、どのパンにするか悩んだのだそう。これだ!と決まったフランスパンはフランスから冷凍のものを仕入れているとのこと。

硬さもベストで香りも良いのはもちろん、なんといってもソースにこだわられているオパランの料理にぴったり。たっぷりとソースにつけながらいただくのが最高です。

白レバーのフォンダン リードヴォーと栗

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前菜「白レバーのフォンダン リードヴォーと栗」は、フォンダン仕立てにした白レバーと、フランス料理で高級食材として珍重される牛の希少部位「リードヴォー(シビレ)」を、秋の味覚である栗、いちじくと合わせたひと品。

白レバーはふんわりとなめらかな口あたりで、濃厚。白レバーもリードヴォーも、栗やいちじくなど秋らしい食材と相性抜群で、素材の風味を存分に楽しめます。
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