ライター : macaroni 編集部 倉持

トレンド担当ディレクター

長野の注目スポット。自然や地域と共生する施設「TENOHA蓼科」へ

Photo by TENOHA蓼科

澄んだ空気と豊かな緑に包まれた長野県・蓼科にある「東急リゾートタウン蓼科」。長野県のおでかけスポットとしても注目を集めるなか、タウンの中心部に位置する「TENOHA蓼科」エリアが2025年7月にリニューアルしたと聞き、訪れてみました。

ここは東急リゾートタウン蓼科が掲げる「地域環境」と「自然環境」、ふたつの「環境共生」を追求する拠点。訪れる人々が、環境への意識を日常に持ち帰れるよう、さまざまな価値を発信しているといいます。

「TENOHA(テノハ)」とは?

Photo by macaroni

施設名の「TENOHA(テノハ)」は、「手のひら」と「葉」を掛け合わせた素敵な造語なのだとか。

施設を大きな木、新しいライフスタイルをたくさんの葉に見立てて、地域の皆さんと手を取り合い、新しい時代に向けた人やモノ、サービスを育んでいく場所。

東急不動産グループのサステナビリティへの取り組みもここから発信されており、自社の事業が地域課題の解決や活性化にも貢献できることを実感してもらうための拠点でもあるそうです。

森の循環を支えるカラマツ材の活用

「TENOHA蓼科」を紹介するにあたり、触れておきたいのが “カラマツ” の存在。周辺の森にはカラマツの木々が広がり、豊かな森を適切に管理するための保全間伐が実施されています。

「TENOHA蓼科」の建材や家具、什器にはタウン内で間伐されたカラマツ材が使われており、伐採から乾燥、加工、製作までを地域の製材所や工房と連携して行っています。

間伐材の幹の部分だけでなく、枝葉も含めて余すところなく活用し、蓼科の森の恵みを日常で楽しめるオリジナル商品も展開。地域の事業者と協力して製品化されたアロマオイルやサシェ、お茶やクラフトビールなど、訪れる人々は五感を通じて蓼科の自然に触れることができます。

水車が回り、小川がささやく。自然豊かな敷地を歩く

Photo by macaroni

敷地内の遊歩道には、木製の水車が設置され、穏やかな音色が。水車のせせらぎに耳を澄ませながら歩くと、日常の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間が流れるのを感じられました。

Photo by macaroni

さらさらと流れる小川をたどって歩いていくと……。

子どもや初心者でも安心。魚つかみや釣りを体験

Photo by TENOHA蓼科

ファミリーでにぎわう「魚つかみ」エリアを発見。専用エリアに放たれた魚を自分の手で捕まえる体験は、思い出作りにぴったり。

家族連れにとっては、自然との触れ合いを楽しめる貴重な時間になるのではないでしょうか。
1枠30分(3匹まで)1,500円

Photo by TENOHA蓼科

自然の川を倣ったフィッシングエリアでは、ニジマスや岩魚が放流されており、釣りができます。初心者や小さい子どもでも安心。

近くの焼き場では、釣った魚をその場で焼いて食べられる日もあります(有料)。
1時間(3匹まで)2,000円
※レンタル竿・エサ付き
※追加エサ 300円、1匹追加 300円

敷地内で育つ新鮮ハーブ

Photo by macaroni

ハーブ栽培コーナーでは、生き生きと育つハーブが並んでいます。ここで育ったものは、「TENOHA蓼科」内で提供されるハーブウォーターにも使われており、新鮮な香りと風味を感じられました。
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