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夜の食器洗い。思い切って翌朝に回してみた話
一日の最後に待ち構えている厄介ごとといえば食器洗い。家事に仕事にとすでにヘトヘト、さらに満腹だと、山積みの食器を見るだけでため息がこぼれてしまいます。
「翌朝に回す」という人もいるようですが、汚れた食器をひと晩放置するのは抵抗があった筆者。ところが「今日は疲れすぎてもう無理」という日に、思い切って実行してみたら……。
家族とゆっくりする時間が増えた
汚れた食器をそのまま放置するのは、さすがにコバエや臭いの発生源になりそうで心配。水でサッと流してから置いておくことにしました。
普段なら、食器を洗い終えたあとに排水口を掃除し、さらに使い捨てのキッチンタオルで周囲に飛び散った水滴を拭き取り、ついでにキッチンやリビングの床を拭くまでが一連のルーティン。それらもまとめて翌朝に回してみたところ……。
普段なら、食器を洗い終えたあとに排水口を掃除し、さらに使い捨てのキッチンタオルで周囲に飛び散った水滴を拭き取り、ついでにキッチンやリビングの床を拭くまでが一連のルーティン。それらもまとめて翌朝に回してみたところ……。
夜の家事を20分も短縮。からだの負担が断然軽く、思わず感激してしまいました。
いつもは食器洗いのあとすぐに仕事を再開するのですが、時間に余裕が生まれたおかげで、家族と少しゆっくり過ごせたのも大きなメリットです。
とはいえ、シンクに溜まった食器の存在が心のどこかでモヤモヤ……。あまり気にしないようにして、その日はそのまま就寝することにしました。
いつもは食器洗いのあとすぐに仕事を再開するのですが、時間に余裕が生まれたおかげで、家族と少しゆっくり過ごせたのも大きなメリットです。
とはいえ、シンクに溜まった食器の存在が心のどこかでモヤモヤ……。あまり気にしないようにして、その日はそのまま就寝することにしました。
気になる点もちらほら…
朝目覚めたときにはすっかり食器のことを忘れていた筆者。ところがシンクを見た瞬間、一気に気分がどんよりとしてしまいました。
自分であとから置いたものもありますが、グラスや皿など、いつの間にか洗い物が地味に増えていることにもげんなりです。
自分であとから置いたものもありますが、グラスや皿など、いつの間にか洗い物が地味に増えていることにもげんなりです。
とはいえ、心配していたコバエの発生や嫌な臭いはなくてひと安心。水で軽く流しておいたおかげか、汚れが落ちにくくなるようなこともなく、意外とスムーズに洗えました。
もしそのまま放置していたら、茶碗のごはん粒がカピカピに乾いたり、脂汚れが白く固まったりして、かなり手間がかかっていたと思います。
もしそのまま放置していたら、茶碗のごはん粒がカピカピに乾いたり、脂汚れが白く固まったりして、かなり手間がかかっていたと思います。
むしろ気になったのは食器よりも排水口。夏場の暑さも影響してか少しぬめりが出ており、パーツを外すとほのかに嫌な臭いも感じました。
前日のメニューが脂っこい料理やトマトソース系などだったら、もっと汚れていたのではないでしょうか。日頃から排水口を清潔に保つよう心がけてきた筆者にとって、これはかなりのデメリットです。
前日のメニューが脂っこい料理やトマトソース系などだったら、もっと汚れていたのではないでしょうか。日頃から排水口を清潔に保つよう心がけてきた筆者にとって、これはかなりのデメリットです。
さらに朝は洗濯やらお弁当の準備やらでバタバタしがち。それに加えて大量の食器洗いまでやらなければならないと思うと、ストレスを感じてしまいました。
食器に汚れがこびりついていたり、排水口がもっと悲惨なことになっていたりした場合は、普段よりも手間が増えることになります。ただ体力は回復しているので、夜よりもスピーディーに片付けられるという利点はあるかもしれません。
食器に汚れがこびりついていたり、排水口がもっと悲惨なことになっていたりした場合は、普段よりも手間が増えることになります。ただ体力は回復しているので、夜よりもスピーディーに片付けられるという利点はあるかもしれません。
夜の食器洗いをやめるメリットとデメリット
実際に夜の食器洗いを朝に回してみると、メリットもあればデメリットもあることに気が付きました。具体的にはこの通りです。
夜の食器洗いを翌朝に回すメリット
- 疲れた状態での家事を避けられるため、体の負担が減る
- 自分のリラックスタイムや家族との団らん時間が増える
- 朝は体力が回復しているので、夜よりもスピーディーに片付けられる場合がある
夜の食器洗いを翌朝に回すデメリット
- 気持ちがモヤモヤする
- 朝から大仕事が待っていてげんなりする
- コバエや臭いの原因になる可能性がある
- 排水口に汚れが溜まり、臭いやぬめりが発生しやすくなる
- 朝の慌ただしさが増す
やらない選択肢があることで、気持ちに余裕が生まれた
キッチンは家族みんなが使う共用の空間。食器洗いを担当しているのは自分でも、独断で「夜の食器洗いをやめる」と決めてしまうのは、なんとなく違う気がしました。
そこで家族に相談してみたところ、「キッチンは片付いていたほうが心地いいけれど、疲れているときは無理せず朝に回してもいいと思う」との返答。
そこで家族に相談してみたところ、「キッチンは片付いていたほうが心地いいけれど、疲れているときは無理せず朝に回してもいいと思う」との返答。
もともと筆者はやるべきことを先延ばしにするのがあまり得意ではないため、結局これからも夜のうちに食器を洗うことが多くなりそうです。
ただ「やらなきゃ」と義務のように感じるのではなく、「朝に回しても大丈夫」という選択肢があることで、気持ちがふっと軽くなりました。
ただ「やらなきゃ」と義務のように感じるのではなく、「朝に回しても大丈夫」という選択肢があることで、気持ちがふっと軽くなりました。
向いている人・向かない人
夜の食器洗いを朝に回すのは、ライフスタイルや性格などによって「向き・不向き」があります。具体例はこの通りです。
夜の食器洗いを翌朝に回すのが向いている人
- 夜は疲れて動けない人
- 夜のリラックスタイムや団らん時間を増やしたい人
- 汚れた食器を放置しても「まあいいか」と割り切れる人
- 朝、食器を洗う時間がある人
- 家族の賛同を得られる人
夜の食器洗いを翌朝に回すのが向かない人
- 衛生面が気になる人
- 食器を放置することがストレスになる人
- 排水口をきれいに保ちたい人
- 朝忙しい人
- 1日を清々しくスタートしたい人
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※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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