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富山ブランド米の米ぬかをアップサイクル。「日本一の美肌プロジェクト」が始動
水橋保寿堂製薬株式会社(富山県富山市)が、2025年7月31日(木)より、地域資源を活かした新スキンケア開発プロジェクト「日本一の美肌プロジェクト」を始動しました。
若年層の肌トラブルといった社会課題に寄り添いながら、富山県の自然資源、特に豊かな水と長い製薬の歴史に根差した技術を融合させ、持続可能な美容商品作りと地域活性を目指しているといいます。
プロジェクト始動日である7月31日には、プロジェクト発足発表会も実施され、専門家や生産者が集結しました。
若年層の肌トラブルといった社会課題に寄り添いながら、富山県の自然資源、特に豊かな水と長い製薬の歴史に根差した技術を融合させ、持続可能な美容商品作りと地域活性を目指しているといいます。
プロジェクト始動日である7月31日には、プロジェクト発足発表会も実施され、専門家や生産者が集結しました。
プロジェクト発足の背景。“日本一おいしい水” も活用
近年は気候変動や紫外線、SNSによる外見意識の高まりにより、特に若者層の肌トラブルが深刻化。水橋保寿堂製薬はその背景をふまえ、肌ケアの基本を見直すことからプロジェクトを立ち上げたのだそう。
富山の「名水」と「薬」の強みを掛け合わせた開発
富山県は日照時間が短く降水量が多いことから、豊かな地下水に恵まれ「水の国」と呼ばれています。環境省の『名水百選』では熊本県と並び全国最多の水源数を誇り、富山大学の研究では「日本一おいしい水」(※)と評価されました。こうした良質な水資源を背景に、富山は「くすりの富山」として医薬品産業が発展。肌にやさしい商品開発でも大きな可能性を秘めた地域です。
そうした環境を活かし、肌への負担が少ない高品質なスキンケア開発を推進するといいます。
そうした環境を活かし、肌への負担が少ない高品質なスキンケア開発を推進するといいます。
第1弾商品:富山の米ぬかと海洋深層水の化粧水
第1弾のスキンケア商品に使われるのは、富山県が10年かけて開発したブランド米「富富富(ふふふ)」の精米時に出る米ぬか。この未利用資源に含まれるビタミンやミネラル、保湿成分を抽出し、スキンケア原料として再生させるといいます。
さらにミネラルが豊富な上にpHが肌に近く、肌への刺激が少ない富山湾の海洋深層水と米ぬか成分を組み合わせ、保湿力の高い化粧水を開発中とのこと。
| 商品名 | 発売予定 | 主な原料 |
|---|---|---|
| 富山の米ぬか×海洋深層水化粧水(仮) | 2025年12月予定 | 富富富の米ぬか、富山湾海洋深層水 |
プロジェクト発足発表会の様子
7月31日に開催された発足発表会では、皮膚科専門医や農家が登壇し、商品素材への期待を語りました。
皮膚科医師から見た美容効果
発表会に登壇した青山スキンクリニックの冨田氏は「若年層はSNSの影響でメイクを始めるのが早くなってきている。インターネット上では情報が氾濫しているため、お肌に悪い行動をしてしまう人も……。私達がお肌にやさしく安全な商品を提供していきたい」と話します。
また、富山の海洋深層水と米ぬかの組み合わせによる美容効果を科学的視点で評価。「自然由来の素材と医療を掛け合わせることで、消費者に長く使い続けてもらえる商品ができると確信している。肌への負担が少なく長期間使用できる」との見解を示しました。
また、富山の海洋深層水と米ぬかの組み合わせによる美容効果を科学的視点で評価。「自然由来の素材と医療を掛け合わせることで、消費者に長く使い続けてもらえる商品ができると確信している。肌への負担が少なく長期間使用できる」との見解を示しました。
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