ライター : macaroni トレンド

ニューデイズで発見した「駅弁おにぎり」という存在

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新幹線に乗る前。少し時間に余裕があったので、いつものようにニューデイズへ立ち寄りました。

おにぎりか、サンドイッチか……棚を眺めていたとき、ふと目に飛び込んできたのが「駅弁おにぎり」という文字。

駅弁を、おにぎりに……?

大の駅弁好きである筆者は、そこで完全に足を止めてしまいました。気づけば、商品はもう手の中に。

macaroni 編集部

もちこ

編集部きっての食いしん坊で、おいしいものを求めて国内外を旅している。駅弁をこよなく愛し、2〜3個をまとめ買いして新幹線のなかで食べ比べるのが定番スタイル。

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しかもそれが、以前から一度食べてみたいと思っていた、福島県郡山市で大正13年創業の老舗駅弁店・福豆屋が手がける駅弁「海苔のりべん」をイメージしたひと品だというのだから、素通りできるはずもありませんでした。
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手のひらサイズの「福豆屋 海苔のりべん風おにぎり」

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税込価格220円
おにぎりサイズの「海苔のりべん」。

使われているのは、おかかごはん。その中に昆布の佃煮おかかを包み、外側にはみちのく寒流海苔が巻かれています。

聞いただけで想像がつく、間違いのない組み合わせ。でも、それをあえて「駅弁おにぎり」として売り出すとは!
販売場所首都圏及び静岡・長野・宮城・福島・山形・岩手の各県内・新潟駅

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包みを開けると、見た目はあくまで素朴なおにぎり。派手さはありません。でも、ひと口食べた瞬間、印象が変わりました。

え、なぜ?具材は少ないのに、駅弁の記憶が…

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まず感じるのは、海苔の香り。次に、おかかごはんのやさしい旨みが広がり、少し遅れて昆布の佃煮のコクが追いかけてきます。

味の主張は控えめなのに、どこか「駅弁を食べている」と感じさせる奥行きがある。なんでだろう? 単なる “コンビニおにぎり” ではない気がします。

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正直なところ、最初は駅弁らしさを出すために、具材をぎゅうぎゅうに詰め込んでいるのかもと思っていました。

でも、完全に裏切られました。具材は驚くほどシンプル。それなのに、食べ進めるうちに不思議と駅弁を広げたときのあの感覚が立ち上がってくる……。

なかなか伝えるのがむずかしいのですが、限られた具材のなかで、味だけでなく “記憶” まで再現してくる。そんなおにぎりでした。

本家を食べていなくても、伝わるものがあった

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あまりに繊細なつくりだから、「ただのおかかおにぎり」と受け取る人も、もしかしたらいるかもしれません。

実を言うと、筆者自身、本家である郡山駅の「海苔のりべん」をまだ食べたことがありません。それでもなお、このおにぎりからは、長く愛されてきた駅弁の味が、はっきりと伝わってきました。

おにぎりひとつで、次の旅先が決まるかも

次は、本家の「海苔のりべん」を、郡山駅のホームで食べてみたい。売店で紙箱を受け取り、ふたを開ける瞬間まで含めて、この味の続きを確かめに行きたくなりました。

ニューデイズの棚で出会った、手のひらサイズの駅弁。このひと口が、次の旅先を決めてしまうこともある。そんなことを、思わせてくれる商品でした。
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