ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

袋に入ったままの豆苗。どう保存する?

Photo by akiharahetta

安定した価格で手軽に入手できる豆苗は、価格高騰の強い味方。クセのない味で食べやすく、生で食べてよし、炒めてよし、煮てよし、の優秀野菜です。

スーパーではパッケージ袋に入って販売されていますが、正しい保存方法ってあるんでしょうか?本記事で正解をお伝えします。

「知らなかった」の声多数。NG保存法

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まずは、やってしまいがちなNG保存法からご紹介。豆苗は横にして保存するのはNG

理由は次でお伝えしますが、知らなければやってしまう間違いですよね。よく考えずに、ほかの野菜と一緒に野菜庫にポンと入れてしまい、知らず知らずのうちに横に……。なんてこと、やってしまっていませんか?

横にすると葉がぶつかり合って傷んでしまう

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なぜ横にするのがNGなのかというと、豆苗は上へ上へと成長するため、横に倒しておくと葉がぶつかり合って傷んでしまうからです。

豆苗は根つきのままで売られているため、買ってきてからも成長しています。試しに横保存してみたところ、葉があちこちに向いて見事に絡まっていました。

野菜室に立てて保存するのが正解!

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正しい保存方法は、立てたまま野菜室で保存すること。思い出してみてください、スーパーの豆苗売り場を。必ず立てて並んでいますよね。あれが正解なんです。

冷風が直接当たらない場所にするとなおよし!冷蔵焼けを回避し、おいしく保存できます。

まっすぐなままをキープ!一週間以内に食べきろう

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立てたまま保存すると、葉の部分はまっすぐ。横保存して曲がってしまったものとは全然違います。調理もしやすかったですよ。

ちなみに豆苗の保存期間は冷蔵庫で約一週間ほど。正しく保存しておいしく食べきりましょう。

一生覚えておきたい。豆苗の保存方法

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知っているようで意外と知らなかった豆苗の保存方法。これからは立てて保存がマストですね。

保存の仕方ひとつで、見た目はもちろん、調理のしやすさ、味にも関わってきます。買ってきたら、袋のまま立てて野菜室に入れましょう。
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