ライター : macaroni_press

新潟県内の小学生が商品開発!サメの身を入れた「シャークカレー」が誕生

新潟県は、株式会社良品計画と協定を結び、県内資源を活用した地域課題の解決や地域経済の活性化の取り組みをおこなっています。その一環で、今回上越市立直江津小学校の児童が開発に携わった「シャークカレー」が誕生。

サメ食文化が根付く上越・直江津を舞台に、にしき食品の協力のもと完成しました。直江津を象徴する青色のパッケージに包まれ、地域製造の味噌を使用した特別なカレーです。2025年2月20日から県内外の無印良品 11 店舗にて販売されていますよ。

和風仕立てのシャークカレー!具材もゴロゴロ

シャークカレーは、サメの身に合うよう和だしを使った和風仕立ての味わい。さらに、米みそを隠し味に加え、コクのあるカレーソースに仕上げられました。具材にはヨシキリザメの身をはじめ、じゃがいもやたまねぎをたっぷり使用し、食べ応えも抜群です!

米みそは、新潟県上越市内で作られた「雪ん子みそ」を使用

上越市は古くから、日本酒、ワインなどのお酒、みそ、醤油などの発酵食品の製造が盛んです。夏は高温多湿、冬も雪により低温多湿という「発酵」に適した気候風土が特徴。

今回のテーマである「直江津らしさ」に基づいて、カレーのコク付けには、 上越市内にある株式会社山本味噌醸造場で作られた「雪ん子みそ(こし)業務用」が使用されています。

シャークカレーの開発秘話

シャークカレーは、上越市立直江津小学校の児童たちが考案したカレーから、最終的に2つのアイデアに絞られました。

1つ目はシーフードカレー。直江津地区は古くから海に開かれたまちとして発展しており、海産物を使ったシーフードカレーの企画が多くの児童から提案されました。

もう1つはシャークカレー。上越地域にはサメを食べる食文化があり、その伝統を伝えたいという想いから、こちらも多くの支持を集めました。最終的に、児童たちによる投票を経て商品化が決定したのが「シャークカレー」です。

味やパッケージデザインも児童たちの意見を反映

その後、児童たちよる3回の味決め授業を通じて、具材や香辛料のバランスが調整されました。具材にはサメの身に加えて、子どもたちのリクエストで「じゃがいも」を使用。味わいも、カレー風味を強化するためにスパイスを増やすなど、児童たちの意見を反映させて完成に至りました。

また、パッケージデザインも一緒に制作。直江津を象徴する「青」を基調に、サメのイラストや商品名は子どもたち自身が描いたものだそう。

この取り組みは、子どもたちに商品企画から製造までの流れを授業で体験してもらうことを通じて、かつて「商いの町」として栄えた直江津地域のサメ食文化の、ビジネスとしての継承を考える機会を提供しているんだそうです。

商品情報と販売場所

直小×NISHIKIYA KITCHEN 直江津小学校の児童が考えたシャークカレー

直江津の伝統的なサメ食文化を取り入れたご当地カレー。サメ肉を香ばしく仕上げ、和だしと新潟の米みそが風味豊かに調和しています。
商品名 価格 発売日
シャークカレー 550円(税込) 2025年2月20日
エリア販売場所
新潟県無印良品 直江津、無印良品 新潟河渡新町、無印良品 燕、
無印良品 新潟白根上越エリア郵便局(長野県諏訪郵便局含む)94 局
長野県無印良品 青木島ショッピングパーク、無印良品 上田、
無印良品 ツルヤ塩尻、無印良品 ツルヤ安曇野穂高、無印良品 茅野
東京都無印良品 銀座、無印良品 池袋西武、サンシャインシティアルパ、
銀座・新潟情報館 THE NIIGATA、NISHIKIYA KITCHEN 自由が丘店
宮城県NISHIKIYA KITCHEN 仙台パルコ店、NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店、
NISHIKIYA KITCHEN ララガーデン長町店、NISHIKIYA KITCHEN 仙台国際空港店、
NISHIKIYA KITCHEN 公式オンラインショップ
※数量限定販売のため、なくなり次第終了となります
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