【2024年10月1日から】切手が値上げに。新切手の価格や注意点まとめ

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ライター : kachi

食生活アドバイザー / 調理師

郵便料金が値上げに。2024年10月1日から切手の価格が変更

Photo by photoAC

切手や郵便料金、いつのまにか高くなっている気がしませんか？昨年末に、年賀状を出そうとして「おやっ!?」と思った方もいるのではないでしょうか。実は郵便料金、2024年10月1日から値上がりしています。そこでここでは、郵便料金変更のポイントを分かりやすくまとめました。

値上がり後｜主な郵便料金と新切手の種類

値上がり後の郵便料金

種類	重さ	値上げ前	値上げ後
通常はがき		63円	85円
定型郵便物	25g以内	84円	110円
定型郵便物	50g以内	94円	110円
定形外郵便物	50g以内	120円	140円
	100g以内	140円	180円
	150g以内	210円	270円
	250g以内	250円	320円
	500g以内	390円	510円
	1kg以内	580円	750円
速達	250g以内	260円	300円
	1kg以内	350円	400円
	4kg以内	600円	690円
特定記録郵便		160円	210円
一般書留／現金書留		480円	480円
簡易書留		350円	350円
レターパックプラス		520円	600円
レターパックライト		370円	430円
スマートレター		180円	210円

通常はがきの場合、63円→85円と約35％の値上げとなっています。かなり大きな値上げ……。いったいどのような背景から価格改定が実施されたのでしょうか。その主な理由は2つ、

・郵便物数の減少
・人件費、燃料費などの上昇

と、されています。

最近では、EメールやSNSを利用する人が増えたことで、はがきや手紙を書く人が減っているそう。それが、「郵便を利用しない＝郵便局の収入減」という状況になってしまっているんですね。一方で、人件費や配達コストは高騰、安定したサービスを続けるためには、郵便料金自体を上げざるを得ないというのが現状なんです。

新切手の種類

2024年9月2日発売の主な新切手

新切手 … 85円／110円／180円／270円／300円
差額切手 … 16円／22円／26円／40円

郵便料金値上げに伴い、2024年9月2日に新切手が発売されました。比較的使用頻度の多い、通常はがき85円や定型郵便110円などの新切手に加え、旧切手を使用するときに便利な新切手との「差額切手」も4種類発行されています。

たとえば、通常はがき用の旧切手63円に、差額切手22円を一緒に貼ることで、値上げ後の郵便料金85円に対応することができますよ。