ライター : 夏目ミノリ

カメライター / 斧を操る薪割り女子 / 製菓衛生師 / 調理師

SNSで話題!「ブンモジャ」を徹底調査

Photo by 夏目ミノリ

「ブンモジャ」という食べ物をご存じでしょうか?

SNSで今話題の韓国食材で、YouTubeやTikTokでも多くのブンモジャ関連動画が配信されています。一度食べたらやみつきになる方が多く、ブンモジャを食べるために専門店へ行ったり、自分で作ったりしている方もいますよ。

国内でじわじわと人気が広まってきているブンモジャですが、知名度はまだまだなのが実情です。それもそのはず、実は国内でブンモジャを販売しているお店は少なく、普段の買い物でお目にかかることはほとんどありません。

では、どうすればブンモジャを楽しめるのでしょうか?

本記事では、ブンモジャについて徹底解説するとともに、味わいや購入方法などを紹介します。

口コミ・SNSの反応

  1. もっちもちでおいしい~♪
  2. なにこれ!ってびっくりするくらいもちもち
  3. 「知らないほうがよかった」と思ってしまうほどおいしい

原材料はなに?「ブンモジャ」とは

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ブンモジャとは、韓国料理で使われる中国春雨で、漢字で「粉耗子」と書きます。春雨といっても一般的な細麺タイプではなく、太く短い形状です。お店では、冷凍状態で販売されています。

主原料はでんぷん。商品として販売されているブンモジャはじゃがいもでんぷんで作られることが多いのですが、片栗粉で手作りしている方もいます。

韓国では、主に炒め物、火鍋、スープなどにして食べられているようです。あらゆる料理に使えるので、汎用性の高さでも人気ですよ。

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ブンモジャは、火を通すとぷるんとします。まるでゼリーのようなつや感ですが、もちもちっとした食感で弾力はしっかりめです。お餅に近い食感だからこそ、餅文化の日本人にも人気なのかもしれません。

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表面には複数の溝があり、なかは空洞状です。まるでお花のような断面ですね。

気になるブンモジャの味は、ひとことでいうと「淡泊」です。濃いめのソースやスープに入れると、おいしく食べられますよ。

トッポギとの違いは?

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ブンモジャとトッポギはとてもよく似ていますが、実はまったく違う食材です。

まず、ブンモジャは主原料がでんぷんで、もちもち食感のなかにコシもあります。副菜から主菜まで、あらゆる料理に使われているのも特徴です。

一方、トッポギの主原料は米粉や小麦粉で、やわらかくもっちりしています。甘辛いコチュジャンソースで煮込むのが一般的で、韓国では屋台で広く親しまれているようです。

このように、ブンモジャとトッポギは、主原料、食感、適した調理方法など、あらゆる面で違いがあります。

「ブンモジャ」はどこで買える?

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口コミによると、ブンモジャはドン・キホーテの一部店舗や中華系食材を多く扱うスーパーで販売されているようです。

しかし、一般的なスーパーにはほとんどありません。輸入食品を多く取り扱うカルディ、業務スーパー、成城石井などにも目撃情報がなく、各オンラインショップでもブンモジャはヒットしませんでした。

注目度が高まっている一方で、遭遇率が低いブンモジャ。SNSでは「早くスーパーに置いて」と熱望する声が集まっています。

通販でも購入可能

ITEM

ALLnet 粉耗子(ブンモジャ)

¥1,440〜

内容量:500g 生産:日本

※2025年1月8日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
店頭でブンモジャを見つけられなかった方も安心してください。実は、ブンモジャは通販で簡単にゲットできます。

筆者も、近場のスーパーでブンモジャを見つけられなかったので、通販で購入しました。送料がかかるぶん割高ですが、確実にゲットできますよ。

「ブンモジャ」の食べ方は?麻辣担や甘辛煮が人気

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SNSでは、ブンモジャを麻辣担に入れたりトッポギ風に味付けしたりして食べるのが人気です。基本的にどんな料理にも合うので、韓国料理にこだわらず、自己流にアレンジを楽しむのもいいでしょう。

本記事では、王道のトッポギ風甘辛煮で実食レビューします。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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