ライター : donguri

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どん兵衛は「東西南北」で味が違う?だし比べの商品は生産終了に

Photo by donguri

どん兵衛は、1976年の発売当初より東西でつゆの味を変えたものが販売されていました。SNSでは「よくみると東エリアと西エリアで原材料が違う」「どん兵衛って実は場所によって味が違うらしい」とじわじわと噂に。

2024年3月11日には、東西南北の4種の味から選べる「どん兵衛 だし比べ」を販売し話題を呼びました。2025年1月現在「どん兵衛 だし比べ」は生産終了していますが、定番の「きつねうどん」と「天ぷらそば」は、東・西・北で味の違う3タイプが販売されているんですよ。

筆者は公式通販できつねうどんの東・西・北をゲットできたので、気になる違いを徹底比較してご紹介します♪

つゆから具材まで。東・西・北の違いを徹底解剖!

パッケージを比較

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パッケージは一見同じように見えますが、それぞれ「東」「西」「北」の文字が入っています。目立った違いはないものの、北のみ「鰹節・利尻昆布の香りと旨味」というフレーズが書かれていますよ。

原材料やカロリーを比較

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原材料を比較してみたところ、スープに大きな違いがありました。東は魚粉のみ使用しているのに対し、西は魚介調味料と魚粉、こんぶ粉末やこんぶ調味料を使用。北はかつおぶし調味料、魚粉、こんぶ粉末などが使われています。

カロリーはほとんど差がありませんが、比較すると西が一番低いです。
種類カロリー原材料(スープのみ抜粋)
435kcal
(めん・かやく:396kcal、スープ:39kcal)
スープ(食塩、糖類、魚粉、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、デキストリン、七味唐辛子、ねぎ)ほか
西422kcal
(めん・かやく:395kcal、スープ:34kcal)
スープ(食塩、魚介調味料、粉末しょうゆ、魚粉、七味唐辛子、ねぎ、糖類、こんぶ粉末、こんぶ調味料)ほか
429kcal
(めん・かやく:384kcal、スープ:38kcal)
スープ(食塩、糖類、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、たん白加水分解物、魚粉、こんぶ粉末、ねぎ、香辛料)ほか
(※1,2,3)

付属品を比較

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東と西のどん兵衛 きつねうどんには、粉末スープのほか七味がついているのが特長。東は「赤唐辛子華やぐ彩り七味」、西は「和山椒華やぐ彩り七味」と、七味自体にも違いがありますよ。

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粉末スープを出してみると、見た目にも大きな違いが。東や西に比べて、北の粉末は粒子が細かくサラッとしています。

調理後の見た目を比較

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きつねうどんの作り方はまったく一緒。熱湯を注いで5分待ったら完成です。パッとみた印象では、調理後の見た目に大きな違いは感じませんでした。

つゆの味を比較

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まずは気になるつゆからいただいてみます。ひと口食べた瞬間、「同じきつねうどんでもこんなに違うんだ……」と驚きました。

東は本鰹と宗田鰹の2種のかつおだしを使用しており、かなりしっかりとした深みのある味わい。西は本鰹と昆布をブレンドした出汁が特長で、あっさりと上品な味わいです。北は鰹節と利尻昆布を使用。ガツンとした旨みを感じられました。

つゆの色は北が一番濃く、西が一番薄いです。

つゆの違いまとめ

  1. 東はかなりしっかりとした深みのある味わい
  2. 西はあっさりとした上品な味わい
  3. 北は濃い旨みやコクを感じられる味わい
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