ライター : ようせい

主婦ライター

どのくらい辛い?韓国の「トゥムセラーメン」を徹底レポ!

Photo by macaroni

「トゥムセラーメン(トゥンセラーメン)」は、韓国で圧倒的な辛さをほこるラーメンのこと。スコビル指数(SHU)と呼ばれる辛い味を測定する標準単位があり、タバスコなどの調味料が3,000SHU前後なのに対しトゥムセラーメンは9,413SHUと圧倒的な辛さがあります。

本記事ではそんなトゥムセラーメンについて詳しく解説していきます。辛いものが得意な方やトゥムセラーメンが気になる方は最後まで必見です。

「スコビル指数(SHU)」について

スコビル指数(SHU)とは、1912年にアメリカの科学者ウォルバースコビルが開発した指数。辛い味を測定する標準単位のことを指します。

韓国で扱われる唐辛子は4,000~7,000SHUが一般的。しかし、韓国一辛いと言われる「青陽(チョンヤン)唐辛子」は、4,000~10,000SHUと驚異の辛さです。

このようにスコビル指数により辛さの基準を見極めることができるので、辛い食べ物を探す際のひとつの目安になります。

トゥムセラーメンとは

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トゥムセラーメンの始まりは、1981年ソウル明洞の激辛ラーメン専門店。トゥムセとは韓国語で「すき間」という意味だそう。すき間のように狭い場所にあったことから名づけられたとは面白い発想ですね。

そこから時を経て2009年にトゥムセラーメンがインスタント商品化されます。インスタント商品として発売された当初、スコビル指数が8,557SHUであったことから瞬く間に話題に。

想像の辛さを遥かに超えたことから激辛マニアから熱い支持を受けます。

トゥムセラーメンの特長

トゥムセラーメンの特長は「ストレスが吹っ飛ぶ強烈な辛さ、トゥムセラーメンです」「辛くてもずっと食べたくなる味なので止められない」など、おもしろいキャッチフレーズが書かれています。

原材料やカロリーについては下記の情報を参考にしてみてください。
原材料麺 : 小麦粉(アメリカ産、オーストラリア産)、パーム油、ジャガイモでん粉、酢酸でん粉、精製塩

スープ : M2ブロス、精製塩、唐辛子粉、L-グルタミン酸ナトリウム、干し白菜、干しネギ、砂糖、牛肉調味粉末
カロリー495kcal(1袋あたり)
内容量120g

トゥムセラーメンと辛ラーメンはどっちが辛い?

トゥムセラーメンの比較対象としてよく挙げられるのが「辛ラーメン」。辛ラーメンも辛いラーメンとして有名ですね。辛ラーメンのスコビル指数は3,400SHU。トゥムセラーメンのスコビル指数は9,413SHUなので、かなり辛さに違いがあることがわかります。

「辛ラーメンよりも辛くない」など、韓国では辛さの定義として例にされることが多い辛ラーメン。たしかに辛ラーメンは辛すぎないため、辛味が苦手な方でもおいしく食べられます。

トゥムセラーメンは、激辛マニアの方や辛さの限界に挑戦したい方におすすめ!旨味がありながらも刺さるような痛さも感じるのがくせになるという方も多いです。なお、頭やおでこから汗がふき出すことは間違いないでしょう。

実際に食べた人の口コミ

  1. 思ったより激辛ですがスープの旨味でおいしかった
  2. 辛くてコクもあり麺もモチモチしていて最高!
  3. とても刺激的ですがやみつきになること間違いなし

脅威の15,000SHU!トゥムセラーメン 極限体験とは

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トゥムセラーメンには通常の商品のさらにワンランク上の辛さの商品(トゥムセラーメン 極限体験)があります。パッケージはバリケードテープのデザインが施されており、食べる前から危険さが伝わってきます。

通常のトゥムセラーメンでも十分な辛さですが、極限体験にはベトナム産のハヌルチョ唐辛子を使用することでさらに辛さがプラスされているのがポイント。

おいしさはもちろんのこと旨味もあるものの、極限の辛さなのでお腹が弱い方は量を調整するなどの工夫をしましょう。
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