ライター : あき

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タンミョンとは韓国で人気の太い春雨

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「タンミョン」とは、韓国語でいう春雨のこと。本来は春雨であれば太さに関わらずタンミョンと呼びますが、近年ではタンミョンといえばごく太い春雨を指す傾向があります。

極太のタンミョンは、もちもちで噛みごたえのある食感が特徴です。韓国では、ピリ辛味やトマトクリームソースで食べるのが定番。SNSの動画でも、オレンジ色のタンミョンをおいしそうに食べる動画が人気です。

日本でも、タンミョンの人気がじわじわと浸透中。大手食品メーカーでも商品化しており、今までに食べたことがない食感だと注目を集めています。

日本や中国の春雨とは原料が違うの?

春雨は、中国で誕生した乾麺です。中国の春雨には緑豆のでん粉が使われていますが、韓国・日本・タイなどに伝わるうち、ご当地の素材を使用するようになりました。

日本で作られている春雨の多くは、じゃがいもやさつまいものでん粉が原材料です。韓国の春雨にもさつまいもが多く使われているので、日本のものと似ています。

なお、日本でタンミョンとして販売されている極太春雨の原材料はさまざまです。主にじゃがいも・緑豆・米粉などが使われています。

タンミョンの栄養価

タンミョン(春雨)のカロリーは、原材料がいも類でも緑豆でもほぼ同じで、乾麵100gあたり約350kcalです。ゆでた場合は水分を含むため、100gあたり約80kcalになります。

また、タンミョンの栄養素は炭水化物がほとんど。食物繊維・カリウム・カルシウムなども少し含まれますが、タンミョンだけでは栄養素が偏ってしまうため、ほかの食材と併せて摂取するのが理想です。(※1,2)

ダイエットや便秘にいいって本当?

タンミョンは通常ゆでて食べるので、先述のとおり100gあたりのカロリーは約80kcalです。同じ100gでもご飯は約150kcal、食パンにいたっては248kcal。タンミョンの方が、カロリーは低めです。ご飯や食パンと比べて糖質も少ないため、ダイエット目的でカロリーや糖質の摂取を抑えたい人に適しているといえます。

また、タンミョンは食物繊維を含むことから、便秘解消の効果も期待できます。ただし、脂質やビタミンがほぼ含まれておらず、成分の大半は糖質なので、食べすぎには注意しましょう。(※2,3)

タンミョンの食べ方

Photo by あき

タンミョンは麺の幅が1cm以上あるものがほとんどで、細い春雨とは調理方法が異なります。詳しい調理方法は商品によって差があるものの、15分以上ゆでるのが基本。ゆでる前に水に浸して戻しておくと、ゆで時間を短縮できます。

ゆで上がりのタンミョンはくずきりのように透明で、味が付いていません。そのためどんな調理法とも相性が良く、炒め物・汁物・麺料理などに幅広く活用できます。サラダやスイーツとしても楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。

タンミョンのおいしいレシピ

1. ピリ辛タンミョン

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コチュジャンがベースのピリ辛味は、ネット動画で人気の食べ方です。甘辛い味付けのソースにチーズが絡んで、箸がどんどん進みます。辛いものが苦手な人は、コチュジャンの量を減らしたりチーズの量を増やしたりして調整してみてください。
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