3. こんにゃく

「タコの代わりに、こんにゃく!? 」と驚く方もいるかもしれませんが、たこ焼きにこんにゃくを入れることは関西ではめずらしくないのだそう。使い方はシンプルに、下ゆでしてアク抜きしたこんにゃくを入れるだけ。弾力のある歯触りがタコに負けないアクセントになり、おいしいですよ。

おすすめは、板こんにゃく玉こんにゃく。甘辛く味付けしたこんにゃくの煮物を具材にするのも、出汁が効いた生地と相性が良くおすすめです。この場合ソースは一旦かけずに、まずはネギと鰹節だけで味わってみてください。

4. ちくわ

魚の旨みをぎゅっと凝縮させた「ちくわ」も、たこ焼きに合う食材です。練りもの特有の弾力に焼き目の香ばしさも加わって、誰もが食べやすい味わいになります。ただ塩気が強い食材なので、たこ焼きソースは控えめに。味を見ながら、お好みの仕上がりに整えると良いかもしれません。

5. 牛すじ

「牛すじ」とたこ焼きの相性の良さは、歴史的にも裏付けされています。起源は、たこ焼きの元祖とも言われる「ラジオ焼き」。ラジオ焼きとは、味噌煮の牛すじや、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮た「すじこん」を生地に入れて丸く焼いたもののこと。この牛すじの代わりにタコを入れたのが、たこ焼きの始まりと言われているそうです。

牛すじをたこ焼きの具材に入れる場合は、下ゆでして甘辛く味付けしておくのがおすすめです。時短したい場合は、市販の牛すじを利用しても良いでしょう。噛めば噛むほど味わい深い肉の旨みと、ブリンッとした噛みごたえがおいしいたこ焼きが完成します。

タコが苦手な人や小さい子どもにおすすめの具材5選

ここでは「そもそもグニッとしたタコの食感が得意でない」という方におすすめの、たこ焼きの具材をご紹介します。タコのようにしっかり噛む必要がないので食べやすく、小さなお子さまにも人気の食材ばかりです。

6. プロセスチーズ

たこ焼きにチーズを入れる方は多いと思いますが、メイン食材として入れるなら「プロセスチーズ」がおすすめです。チーズは加熱するとやわらかくなりますが、ハードタイプをひと口大にカットして入れれば、しっかり存在感を残したまま食べられます。

とろけるタイプなら生地と一体化して、また違った食感に。表面はカリッとしつつ、噛むとビヨーンと伸びる楽しさがありますよ。

7. ソーセージ

お肉の旨み弾ける「ソーセージ」をたこ焼きの具材にすれば、大人から子どもまでみんなが大好きな味わいに。ジューシーな粗挽きタイプなら、生地に脂の旨みが加わって一層深い味わいが楽しめます。コロコロとした1cm程度の輪切りにして使いましょう。
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