姿勢改善効果

ヨガのポージングは基本的に背筋を伸ばして行います。そのため継続することで背筋が伸びた状態が身につき、姿勢が良くなるメリットもあります。

また肩や股関節など大きな関節の可動域を広げ、骨盤や肩甲骨など歪んでいる部位を正しい位置に戻す作用があるため、継続すれば体全体の姿勢が整うでしょう。

無理せず自分のペースで進められる

ヨガは無理なくマイペースでおこなうことに意味があります。心身の安定を目的としているため、無理をして辛く感じたり周囲と比べて落ち込んだりしてしまっては本来のヨガの作用は得られません

特にレッスンスタジオなど複数人でヨガをする場合は、ポーズの形にとらわれず自分にとってどこが心地よいのかを優先しておこないましょう。

ホルモンバランスを整える効果

自律神経が乱れるとホルモンの分泌バランスも崩れます。前述のとおり、ヨガは自律神経のバランスを整えることから、ホルモンバランスを整える作用が期待できる点も大きなメリットです。

また、子宮や卵巣まわりの血行促進もホルモンバランスの改善作用が見込めます。ヨガは骨盤のゆがみを整えるのに、骨盤まわりの筋肉を使うポーズが多くあります。

骨盤まわりの筋力が上がると、近くの子宮や卵巣まわりも血行が促進させられるため、ホルモンバランスを改善させられる可能性が高いです。

感情の浮き沈みをコントロールできるようになる

心身の安定を乱す要因は、悲しみや怒りなど感情によるものが多いです。そのため、ヨガでは古来より瞑想で集中力を高め、自分を見つめ直すことにより感情をコントロールする練習をしてきました。

現代のヨガでも、ポーズができなくて悲しい・悔しいという感情や、無理をしてでも形を整えたいという感情を手放し、今の自分を受け止める練習をしていきます。継続すれば、心身の安定を乱す場面に遭遇しても感情のコントロールができるようになるでしょう。

血行促進によるデトックス効果

ヨガは全身の筋肉を使い、凝り固まった筋肉や関節をほぐすため血行促進に効果的です。血行を促進することで老廃物が流れやすくなるため、むくみが解消しやすくなりデトックス作用が期待できます。

また、ヨガでは脇の下や足の付け根など老廃物が集まる「リンパ節」がある箇所を伸ばすポーズが多くあります。リンパの流れがスムーズになり、身体の中の老廃物が外に出やすくなるためデトックス作用が期待できるでしょう。

腰痛や肩こりの改善効果

ヨガには、腰痛の原因になる骨盤の傾きや股関節の硬さを改善したり、肩こりの原因になる背中や首、肩の筋肉をほぐしたりするポーズが豊富な点もメリットです。

また、姿勢を改善していくにつれて腰や肩に負担がかからない姿勢が身につくため、継続すれば慢性的な腰痛や肩こりの改善につながります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ