食事時間を意識する

夜遅い時間に食事をとるのは避けましょう。夜は食事から摂取したエネルギーが消費されにくいため、余分なエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなるおそれがあります。

というのも、脂肪をため込む作用があるたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」は22時~翌2時に多く分泌され、脂肪がつきやすいとされるためです。少なくとも22時以降に夕食を食べるのは避けましょう。(※6,7)

よく噛んで食べる

夜ご飯に限った話ではありませんが、食事はよく噛んで食べるようにしましょう。

よく噛んで食べることで、満腹のサインが脳に伝わりやすく、食欲が抑えられます。また、よく噛むことで脳内物質が作用して内臓脂肪の分解を促進させるため、ダイエットに良い影響をもたらしますよ。(※8)

食べ過ぎない

夕食は朝食や昼食よりも食事量が多くなる傾向があるため、食べ過ぎには注意しましょう。

とくにお酒を飲むときは要注意。アルコールは食欲を増進させる作用があり、おつまみをついつい食べ過ぎてしまうおそれがあります。普段の夕食を食べ過ぎることがないようにしましょう。(※9)

【Q&A】夜ご飯抜きダイエットをしても痩せない理由は?

A:基礎代謝が低下してしまい、痩せにくくなっているかもしれません。

食事を抜くことによって、必要なエネルギーや栄養素が不足し、体が省エネモードになっているおそれが。消費エネルギーが少なくなるため、痩せにくくなっていると考えられます。(※3)

【Q&A】夜ご飯の主食を抜くダイエットは良い?

A:ごはんをはじめとした主食を抜くことはおすすめしません。

主食は炭水化物を含む食品であり、体内にて消化吸収されてエネルギー源となります。主食を抜くとエネルギー不足になるおそれがあります。

また、主食であるごはんは炭水化物だけでなく、たんぱく質や食物繊維といった栄養素も含む食品です。ごはんを抜いてしまうと、それらの栄養素の補足が必要になります。(※10,11,12)

【Q&A】帰宅が遅い場合でも夜ご飯を食べるべき?

A:帰宅が遅い時間である場合は、夕方におにぎりやパンといった軽食をとり、帰宅後におかずを食べるようにしましょう。

夕方に軽食を摂っておくと、帰宅後の食事の食べ過ぎを抑えるとともに、血糖値の急上昇を抑えることができるためです。また帰宅後の食事では、低脂質で消化が良いおかずを選ぶとより良いでしょう。(※6,13)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ