ライター : macaroni 編集部

1. 約300年の歴史を誇る老舗「本家柴藤」(淀屋橋)

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長年の信頼と料理人の経験で、一匹一匹を目利きしてうなぎを仕入れるという「本家柴藤(しばとう)」。淀屋橋駅・北浜駅から徒歩5分ほどオフィス街の一角にあります。なんと享保の時代(1716年〜1735年)創業で、現在15代目なんだとか。老舗中の老舗で、大阪でも有名なうなぎ屋さんです。

店内は1Fが受付、2F〜5Fの4フロアが座席という構造です。また、個室もあるのでフォーマルな場での利用や、静かに食事を楽しみたいときにもおすすめです。

広い店内でも連日満席になることが多く、時間帯によってはうなぎが売り切れてしまうことも。確実に食べたい方は、予約して行くのをおすすめします。

柴藤流おひつまむし

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A:5,775円 B:4,305円
おすすめメニューは3段階の楽しみ方がある「柴藤流おひつまむし」。うなぎの量によって値段が変わり、AとBがあります。 まずはそのまま食べて、そのあと付属のわさびや海苔と一緒に食べます。創業以来の製法を守り続けたタレを堪能してください。最後に、お出汁をかけてさらっといただきます。ふわふわな食感の脂が乗ったうなぎは、絶品そのものです。 ほかにもテイクアウトのお弁当メニューや、おつまみメニューなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。
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2. テイクアウトやお取り寄せも可能!「魚伊 本店」(関目高殿)

慶応三年に創業した「魚伊(うおい)」は、伝統の関西地焼きが楽しめる老舗うなぎ店。市営地下鉄谷町線「関目高殿駅」5番出口より、徒歩5分ほどのところに位置します。

二階建ての店内には個室も完備。カウンター席と座敷があり、カウンター席からは料理を作っている様子が眺められますよ。フロアによって分煙しているのも嬉しいポイントです。

うな丼

きも吸と香の物がセットになった「うな丼」。特上のうな丼は、まるごと1尾を使用した贅沢なひと品です。備長炭の強力な熱で焼いた“炭火焼き地焼き”は、香ばしい香りが特徴。焼き面はパリっとサクサク、中身はふわふわで極上のおいしさです。

また、「鰻弁当」や「うまき」などのお持ち帰り用も。通販でのお取り寄せも。そのほか、鯨を使った鍋や刺し身定食など、鰻以外にも豊富なメニューがそろいますよ。
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3. 関東風のうなぎが楽しめる「吉寅」(堺筋本町)

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大阪では老舗の江戸焼うなぎ割烹として人気の「吉寅(よしとら)」。こちらでは関東風のうなぎが楽しめます。関西では鰻を腹から開いて、蒸さずに焼く調理法が一般的ですが、関東では、鰻を背開きにして白焼きした後、蒸して再び焼く調理法が多いのです。

靴を脱いで店内へと上がると、1階と2階に分かれていて、テーブル席と座敷があります。お屋敷のような作りで、迷ってしまうほどの広さなんとか。外観だけでなく、内観にも歴史を感じます。

鰻丼定食

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5,390円
人気メニューの「鰻丼定食」は、お吸い物と香の物がセットになったひと品。お吸い物は肝吸い・肝赤だし・豆腐の赤だしのなかから選ぶことができます。

白焼きしてから一度蒸すことにより、余分な脂が落ちた鰻は、しつこくなくあっさりと食べられます。あっさり目のタレは、鰻の香ばしい香りを引き立ててくれますよ。

昼と夜には、それぞれ鰻づくしのコースもあり、会食やフォーマルな場にぴったりです。鰻丼はテイクアウトもできるので、家でも楽しめます。
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