ライター : とも

子育てフードライター

蒸し焼きとはどんな調理法?

Photo by macaroni

蒸し焼きとは、食材を焼いてから少量の水や酒などで蒸す調理法のことを指します。焼くと硬くなったりパサつきがちな食材が、ふっくらしっとり仕上がるのが魅力。

なお、蒸し焼きには明確な定義はありません。食材を焼かずに、フライパンや鍋で少量の水分と共に加熱する方法も蒸し焼きと呼ばれます。さらに、アルミホイルやクッキングシートに食材を包む「包み焼き」も蒸し焼きのひとつとされます。

蒸し焼きに似た調理法との違い

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蒸し煮との違い

蒸し煮とは、食材を蒸しながら煮る調理法のこと。蒸し焼きは少量の水分を加えるのに対し、蒸し煮はやや多めの水やだし汁を使う点に違いがあります。

蒸し物と煮物の良いところを兼ね備えた調理法で、食材に水分がたっぷり行き渡りやわらかく仕上がるのが特徴。また、煮物にくらべてだし汁や調味料の量が少なく済むのも、特徴のひとつです。

蒸し物との違い

蒸し物は蒸気で食材を蒸し上げる調理法。水蒸気の熱によって加熱するのが特徴で、食材がしっとりやわらかく仕上がります。茶碗蒸しや蒸しパンのほか、ブロッコリーやさつまいもなどに火を通す際にも活用できる調理法です。

蒸し焼きは初めに食材を焼くのに対し、蒸し物には焼く工程がない点に違いがあります。油を使わず調理できるのも蒸し物の特徴です。

焼き物との違い

焼き物とは、食材を焼く調理法のこと。蒸し焼きが水分を加えて火を通すのに対し、焼き物では水分を加えません。

焼き方はさまざまあり、グリルを使うものをはじめ、炭火で焼くものやフライパンやオーブンで焼き上げるものも焼き物に分類されます。

また、焼き物の特徴のひとつが焼き目。蒸し焼きでは、焼き物のように香ばしい焼き色が付かない点も違いといえるでしょう。
調理法調理法特徴
蒸し焼き食材を焼いてから少量の水や酒などで蒸す食材がふっくらしっとり仕上がる
蒸し煮食材を蒸しながら煮る食材に水分がたっぷり行き渡りやわらかく仕上がる
蒸し物蒸気で食材を蒸し上げる油を使わず調理できる
焼き物水分を加えず食材を焼く香ばしい焼き色が付く

メリットたくさん!蒸し焼きのおすすめポイント6つ

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