ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

白菜の値上げ幅がすごい!消費者から悲鳴

Photo by 稲吉永恵

食品の高騰ラッシュが続く昨今。野菜も次々と値上がりし、消費者から悲鳴が上がっています。特に白菜の価格上昇は顕著で、「高すぎる……」のような声のオンパレード。困惑する人があとを絶ちません。

本記事では白菜高騰の現状をお届けしつつ、値上げの背景を解説。SNSに寄せられているコメントもご紹介しますよ。

2倍以上の値上がり。1/2株で800円以上!?

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農林水産省がおこなった3月25日〜27日の小売価格動向調査では、対象の野菜8品目(白菜、キャベツ、ねぎ、レタス、玉ねぎ、トマト、にんじん、大根)すべてが平年より高騰。特に白菜は値上げ幅が著しく、2倍以上の高値となっていることがわかりました。

SNSの口コミによると、とあるスーパーでは白菜1/2株に800円以上の価格が付けられていることもあるそう。買い物客のみならず、飲食店経営者たちも頭を悩ませています。

暖冬による供給不足が原因

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白菜の収穫は11月下旬頃から始まり、3月の中旬頃まで出荷されるのが通例。4月以降はおもに東北産の白菜が出回り、年間を通じて市場に供給されていると言われています。

しかし今シーズンは暖冬により白菜の成長が早く、10月末頃から収穫を開始。よって出荷終了時期が1月上旬に前倒しとなったため、それ以後品薄状態が続いているというわけです。

白菜の高騰はいつまで?

農林水産省によると、4月後半には白菜の出荷数、ならびに量と価格が平年並みに落ち着く見込みだそう。あと少しの辛抱なら、なんとかしのげそうですね。

SNSには「もう買えない」「肉より高い」の声

Photo by macaroni

白菜の高騰をめぐり、SNSには「高すぎてクラクラする」「もう買えない……」のような声が続出。「白菜が高貴な存在に」「すっかり高級お野菜」と、嘆く人があとを絶ちません。

「肉より白菜が高いなんて衝撃」といったコメントも多々見られます。

とりあえずひと安心、と言いたいところだが…

通年安値で買えていた白菜が、いまや高級野菜の仲間入り。鍋の時期真っ盛りの時期ではなくて、まだ助かりましたよね。

このままずっと高いわけではなさそうなので、とりあえずひと安心ですが……。食品全体の価格高騰ラッシュは収まる気配がないため、引き続き家計への負担は続くことでしょう。
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