ライター : pomipomi

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さっきと温度が違う!体温計はなぜ測定値が変わるの?

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体調が悪いときだけでなく、健康のバロメーターとしても役立つ体温計。コロナ禍以来、以前よりも使う機会が増えたのではないでしょうか?

そんな体温計、測ったあとに少し置いてから再測定すると「さっきと温度が違う……」なんてこともめずらしくありません。しかしなぜ違いが出るのか、疑問に思いますよね。

オムロン ヘルスケアにも同様の質問が寄せられており、メーカーの回答が掲載されていました。本記事では詳しい内容をお届けしますよ。

原因:測定する条件が違うから

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オムロン ヘルスケアには「体温計の値に違いが出るのはなぜ?」との質問が寄せられています。メーカーの回答は下記の通りです。
体温は測定する条件によって、値に違いが出ることがあります。
値に違いが出る要因として、大きく以下が挙げられます。

①わきの下に熱がこもっていたり、汗ばんでいる
②体温計の先端がわきの中心にあたっていない
③体温計とわきの間にすき間ができている

出典: www.faq.healthcare.omron.co.jp

なるほど。同じ条件で測定していないことが原因だったのですね。ちなみにそれぞれの解決策は以下の通り。

① わきの下の熱を冷まし、乾いたタオルで汗を拭いてから測る
②わきの中心に体温計の先端があたるよう、襟元からではなく下側から入れる
③体温計とわきの間にすき間ができないよう、反対側の手で腕を押さえて密着させる


上記以外にも、検温中は体温計を動かさず、測定が終わるまで静かに待つこともポイントですよ。

正しい検温方法をマスターしておこう!

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せっかく体温を測っても、正しく測定されていなければ意味がありません。自分の検温方法が間違えていないか、これを機に一度確認しておくとよいでしょう。

なおオムロン ヘルスケアの公式サイトには、体温の上手な測り方がより詳しく掲載されていますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
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