1. カフェでのんびり過ごす「深緑茶房」
松阪駅から車で40分ほど、伊勢自動車道「松阪インター」より国道166号線で飯南方面へ約30分、周囲を山に囲まれた自然豊かなエリアに深緑茶房があります。茶農家直営のお茶屋さんで、ドライブの立ち寄りスポットにもおすすめ。
お茶の販売と休憩できるカフェスペースがあり、淹れたてのお茶や手作り和菓子、夏はかき氷、人気の和パフェなどが食べられます。
お茶の販売と休憩できるカフェスペースがあり、淹れたてのお茶や手作り和菓子、夏はかき氷、人気の和パフェなどが食べられます。
シックな装いの店内
店内正面にある棚には、茶葉が入った木箱が整然と並べられ、ショーケースにはお茶を使ったスイーツ、奥にはパッケージングされた茶葉や茶器なども販売されています。
カフェスペースはゆったり過ごせる空間で、奥の座敷スペースは手入れの行き届いた庭園を眺めながら過ごせますよ。
カフェスペースはゆったり過ごせる空間で、奥の座敷スペースは手入れの行き届いた庭園を眺めながら過ごせますよ。
深緑茶房に来たらぜひ飲んでほしいお茶が「深蒸し煎茶」。ここ松阪の飯南地域は朝晩の激しい気温差、伊勢湾に注ぐ櫛田川(くしだがわ)の川霧の発生といった恵まれた気候条件から肉厚で良質な茶葉が育ちます。その茶葉が深蒸しにもっとも適していると言われています。
お茶の楽しみ方を学べる
おすすめの深蒸し煎茶「千寿(せんじゅ)」は、黄金色に輝き、熟成されたお茶の深みが楽しめ、まろやかな旨みとコクを堪能できます。
60度の適温に温められたお湯を一気に注ぎ、蓋をして砂時計で時間を測ります。砂が落ちきった90秒後、湯呑みに注いでいただきます。一煎目はまろやかなお茶の味を楽しみ、二煎目は苦味が出るため、お茶菓子と一緒に食べるとちょどよいバランスで楽しめます。
自分でおいしいお茶を淹れられるようスタッフの方がサポートしてくれますし、お茶の楽しみ方も教えてくれますよ。
60度の適温に温められたお湯を一気に注ぎ、蓋をして砂時計で時間を測ります。砂が落ちきった90秒後、湯呑みに注いでいただきます。一煎目はまろやかなお茶の味を楽しみ、二煎目は苦味が出るため、お茶菓子と一緒に食べるとちょどよいバランスで楽しめます。
自分でおいしいお茶を淹れられるようスタッフの方がサポートしてくれますし、お茶の楽しみ方も教えてくれますよ。
セットで注文したい自慢の和スイーツ
お茶と一緒に注文したいのが、一番人気の茶々大福。ふわっとやわらかいお餅の中に、芳醇な香りの緑茶餡と甘い生クリームが入っています。幸福感高まる和洋の組み合わせと口の中でとろける食感がたまりません。
お茶をふんだんに使用したボリュームたっぷりな和パフェも人気!ソフトクリームはさらっとして苦すぎずお茶が上品に香る味わいです。添えられたあんこや和栗、黒豆、白玉などのトッピングが豊富で、次はどの組み合わせで食べようかと楽しみが広がります。意外とボリュームがあるためシェアして食べるのがおすすめですよ。
自然を感じながら身も心もほどける空間で、ゆっくりお茶を楽しみませんか?
自然を感じながら身も心もほどける空間で、ゆっくりお茶を楽しみませんか?
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店舗情報
2. 松阪の特産品に出会える「道の駅 飯高駅」
飯高に来たら道の駅も外せません。道の駅 飯高駅は三重県で1番目に登録された道の駅です。1990年7月に特産品などの販売所として創業し、2004年11月にレストラン、日帰り天然温泉「香肌峡温泉 いいたかの湯」などがオープン。一日中楽しめるスポットとなっています。
地元の農産物が所狭しと並べられ、たくさんの野菜や加工品、お弁当や和洋菓子など飯高の名物を手に取りながら買い物を楽しめます。
農産物のなかでは、飯高にある渓谷「香肌峡(かはだきょう)」の名前の由来にもなった、しいたけ、お茶、鮎など香り高いものが地元の特産品として有名。品数が豊富なので、あれもこれも気になってしまいます。
農産物のなかでは、飯高にある渓谷「香肌峡(かはだきょう)」の名前の由来にもなった、しいたけ、お茶、鮎など香り高いものが地元の特産品として有名。品数が豊富なので、あれもこれも気になってしまいます。
一番人気!ピリッと辛い「とっとき焼きねぎ地味噌」
数あるなかでも道の駅の一番人気がとっとき焼きねぎ地味噌!ピリ辛でクセになる味、と何度もリピートしてお土産に買って行くお客さんが多いんだそう。ごはんや冷奴の上にのせるほか、餃子やラーメンなどの味変にもおすすめ。
ちなみに「とっとき」とは、地元で「とっておき」という意味。昔からたくさん作ったものを近所の人たちに配っていた文化から「分け与える」ことも指しているんだそう。「たくさん作ったから、とっておき!」そんな地元の人たちの会話が聞こえてきそうです。
また、とっとき焼きねぎ地味噌のベースとなった「飯高のとっときみそ」は、道の駅のレストランで提供するぼたん鍋や味噌汁にも使用されています。食事をして気に入ったら、セットでお土産に購入するのもおすすめです。
ちなみに「とっとき」とは、地元で「とっておき」という意味。昔からたくさん作ったものを近所の人たちに配っていた文化から「分け与える」ことも指しているんだそう。「たくさん作ったから、とっておき!」そんな地元の人たちの会話が聞こえてきそうです。
また、とっとき焼きねぎ地味噌のベースとなった「飯高のとっときみそ」は、道の駅のレストランで提供するぼたん鍋や味噌汁にも使用されています。食事をして気に入ったら、セットでお土産に購入するのもおすすめです。
「とっとき」と名前が付く商品はお餅もあります。「とっときもち」は椎茸、よもぎ、かぼちゃ、黒砂糖など種類が豊富。保存料や着色料などの添加物を使用せず、自然そのものの風味を堪能できますよ。
また、松阪は大谷嘉兵衛という人物がお茶を広めた立役者として有名。お茶栽培が盛んなエリアです。やはりおすすめは深蒸し煎茶。ティーバックタイプもあるため、手軽にお茶を楽しみたい人には嬉しい商品ですね。
農産物の販売所のほか、そば打ち体験、展望デッキや遊具などがある芝生公園もあるため、お子さんも思う存分楽しめます。道の駅 飯高駅へぜひ遊びに来ませんか?
農産物の販売所のほか、そば打ち体験、展望デッキや遊具などがある芝生公園もあるため、お子さんも思う存分楽しめます。道の駅 飯高駅へぜひ遊びに来ませんか?
3. こだわりのおにぎり専門店「八十八屋」
道の駅 飯高駅に隣接する香肌横丁には、たい焼きやパン屋、丼物、定食、麺類などが楽しめる食事処のほか、おにぎり専門店「八十八屋」があります。
長井米生活農場が運営しており、お米は香肌峡の伏流水を利用して栽培しています。炊いたときの風味豊かな香りを目指し、今ではあきたこまち、コシヒカリ、ミルキークイーン、キヌヒカリ、ひとめぼれ、イクヒカリ、きぬむすめ、ヒノヒカリの全部で8種類の品種のお米を作っています。
ひとつずつ手で握る絶品おにぎり
店内厨房では、おにぎりをひとつずつ手で握ります。きぬむすめとヒノヒカリをブレンドして精米したお米を使い、白く艶のある炊きあがりと適度な粘り、粒立ちの良さが特長。何度も試行錯誤してベストなブレンドに辿り着いた、こだわりのおにぎりです。
豊富なメニューのなかから、今回は松阪牛しぐれととっとき焼きねぎ地味噌のおにぎりをチョイス。松阪牛は肉が塊りのままたっぷり入り、甘辛い味付けがごはんとの相性抜群!とっとき焼きねぎ地味噌はピリッとした辛さでやみつきになるおいしさです。ふたつともおにぎりと最高の組み合わせです。
海苔の歯切れもよく、また専用シートで包装してくれるため持ち運びにも便利。数が多い場合、かわいいボックスへ入れてくれるため、道の駅の芝公園で食べるのもおすすめですよ。
海苔の歯切れもよく、また専用シートで包装してくれるため持ち運びにも便利。数が多い場合、かわいいボックスへ入れてくれるため、道の駅の芝公園で食べるのもおすすめですよ。
4. 古民家で過ごす「宿泊・食事・喫茶 奥松阪」
食事とカフェ、宿泊施設として2023年1月にオープンした「奥松阪」。道の駅 飯高駅から車で2分ほど、松阪駅から車で45分ほどの場所にあり、かつて奈良と和歌山を結んだ旧和歌山街道沿い、天照大神にまつわる伝説の峠「珍布峠(めずらしとうげ)」や「香肌峡県立自然公園」など自然豊かな中山間エリアに位置します。
古民家を改装し、縁側と大きな焼き芋器がある趣のある佇まいです。味のあるデザインのロゴが描かれた暖簾と英字のおしゃれな看板が印象的。店内の様子も期待が高まります。
色とりどりのイームズチェアが目を引く店内
店内はイームズのカラフルなチェアが目を引く、センス溢れる空間です。梁や壁板など古民家の要素を残しつつモダンな雰囲気が漂います。若者や最近では外国人も多く訪れる、今注目のスポットです。
普段はデザイン事務所としてグラフィックデザインやウェブデザイン、写真撮影などの仕事をこなす傍ら、自分たちのプロダクトを表現する場として奥松阪を開業されました。オーナーは地域おこし協力隊として3年ほど前に名古屋から松阪へ移住。協力隊で得た多くの経験を活かし、奥松阪は地域の人たちの交流の場、さらには市街地と中山間地域を繋ぐ場、過疎化地域の活性化を目指しているんだそう。
普段はデザイン事務所としてグラフィックデザインやウェブデザイン、写真撮影などの仕事をこなす傍ら、自分たちのプロダクトを表現する場として奥松阪を開業されました。オーナーは地域おこし協力隊として3年ほど前に名古屋から松阪へ移住。協力隊で得た多くの経験を活かし、奥松阪は地域の人たちの交流の場、さらには市街地と中山間地域を繋ぐ場、過疎化地域の活性化を目指しているんだそう。
靴を脱いで上がる座敷スペースは少しだけ照明を落とし、テーブルにスポットライトをあてた粋な計らい。おいしい料理を目で見て楽しみながらも、落ち着いた照明で静かにゆっくり過ごせます。
日本で一番贅沢なハンバーグ
週替わりランチは、松阪牛100%のデミグラスハンバーグ!付け合わせは、ブイヨンでやわらかく炊いた大根とにんじんのグラッセ、野菜のピクルスやサラダなど充実した副菜も嬉しいポイント。汁物はヤーコンのポタージュ。ヤーコンは「畑の梨」とも呼ばれ、みずみずしいさらっとしたポタージュでやさしくほっとする味わい。さつまいものフリットは食後のデザートにぴったりです。
デミグラスソースがかかった松阪牛100%のハンバーグは肉厚で、噛めば噛むほど旨味が溢れ贅沢な味わいです。肉だねは200gもありボリュームたっぷり!野菜は一部自家栽培のものを使用し、レモングラスで炊いたごはんもポイント。ほんのりレモンが鼻に抜ける清涼感が心地よく、さっぱりいただけますよ。
そのほか、定番メニューとしてルーローハンや愛玉子 (オーギョーチィ)などアジアンメニューもあり、いつ行っても楽しめる魅力的な料理がそろっています。
そのほか、定番メニューとしてルーローハンや愛玉子 (オーギョーチィ)などアジアンメニューもあり、いつ行っても楽しめる魅力的な料理がそろっています。
店内にはコーヒーやシャンプーなどの日用品のほか食器も販売しているため、ちょっとした買い物も楽しめます。古物商の免許を持っているオーナーが、直接買い付けたセンスの良い器が並び、現代の食卓にも馴染みやすい品が並びます。旅の思い出にお気に入りを見つけてみるのもいいですね。
さらに、別棟に宿泊施設を増設予定とのことで、まだまだ進化が止まらない奥松阪。田舎の新鮮な空気と心地良い空間に体も心も開放され、地域の人たちとの交流もきっと楽しめるはず。のんびり1泊、いかがでしょうか。
さらに、別棟に宿泊施設を増設予定とのことで、まだまだ進化が止まらない奥松阪。田舎の新鮮な空気と心地良い空間に体も心も開放され、地域の人たちとの交流もきっと楽しめるはず。のんびり1泊、いかがでしょうか。
飯高・飯南エリアを満喫しよう
山々に囲まれた自然豊かな飯高・飯南地域は、松阪市内からドライブするのに適度な距離感で、のんびり過ごすのにもうってつけ。その土地の澄んだ空気と自然を感じながら、地元のおいしいグルメを食べる至福の時間は、きっと忘れられない旅の思い出になるでしょう。ぜひ訪れてみてください。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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