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咳を止めるのに役立つ食べ物ってある?
薬膳の考えでは、咳が出るときには肺やのどを潤すといわれる食べ物を摂ることが勧められます。また、殺菌作用や抗炎症作用、粘膜の健康維持に役立つ栄養が豊富なものは、のどをいたわる食べ物とされているため、咳でのどが痛いときにもおすすめです。
それでは、どんな食べ物が咳のときによいのか、具体的にみていきましょう。(※1,2)
それでは、どんな食べ物が咳のときによいのか、具体的にみていきましょう。(※1,2)
咳に効く食べ物6選
一覧
- はちみつ
- 大根
- れんこん
- 梨
- ねぎ
- しょうが
1. はちみつ
咳にははちみつがいいと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。のど飴の成分としても利用されていますよね。
はちみつはさまざまな研究から、咳に対しての作用が報告されています。さらに殺菌作用やのどの炎症の症状を緩和するはたらきもあるといわれていますよ。ただし、1歳未満の乳児にははちみつは与えないでくださいね。(※1,3)
はちみつはさまざまな研究から、咳に対しての作用が報告されています。さらに殺菌作用やのどの炎症の症状を緩和するはたらきもあるといわれていますよ。ただし、1歳未満の乳児にははちみつは与えないでくださいね。(※1,3)
2. 大根
大根には、辛み成分として「イソチオシアネート」が含まれています。イソチオシアネートには炎症を抑えるはたらきがあり、咳を抑える作用が期待できますよ。
大根をはちみつに漬けてシロップにしたものを湯で割って飲んだり、大根おろしにはちみつをかけたりする食べ方がのどによいといわれています。(※1,4)
大根をはちみつに漬けてシロップにしたものを湯で割って飲んだり、大根おろしにはちみつをかけたりする食べ方がのどによいといわれています。(※1,4)
3. れんこん
れんこんは薬膳の食材や生薬としても使用される野菜です。れんこんのぬめり成分には、のどを潤すことによって炎症を抑える作用が期待できます。すりおろして使うとぬめり成分が出やすくなりますよ。
れんこんのすりおろしと、大根のはちみつ漬けシロップを合わせる「れんこん湯」も咳によいといわれています。(※1,2)
れんこんのすりおろしと、大根のはちみつ漬けシロップを合わせる「れんこん湯」も咳によいといわれています。(※1,2)
4. 梨
梨は昔からのどによいといわれている果物です。のどを潤して、咳を鎮めるはたらきが期待できます。咳が止まらないときは、梨のしぼり汁がよいといわれていますよ。
ただし、冷え性の人や産後のお母さんは食べ過ぎないよう注意してください。(※2,5,6)
ただし、冷え性の人や産後のお母さんは食べ過ぎないよう注意してください。(※2,5,6)
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